本セミナーでは、ワイブル確率紙の利点と限界を講義すると共に,出荷前の少数データからの解析方法や出荷後の大量・高打切り率データの解析における注意点を解説いたします。
信頼性データ解析は、使用者と生活者に対して安全・安心を提供し、製品の市場での振る舞いを生産者が予見するための必須のマネジメント活動である。信頼性データ解析では、様々な統計的方法が活用されるが、少数データや高打切り率データに対して、比較的安定した推定精度を与え、位置母数がゼロでは無いことや外れ値が混入したことの検出ができる方法はワイブル確率紙による他は有効な方法が見いだせない。 ワイブル確率紙の利用は一般的に行なわれているが、企業における正しい活用の場に出会うことは少ない。本講義では、ワイブル確率紙の利点と限界を講義すると共に、出荷前の少数データからの解析方法や出荷後の大量・高打切り率データの解析における注意点を講義する。このことにより、ワイブル確率紙活用の正しい方法を教授する。