本セミナーでは、オノマトペを構成する音や形態に反映される、微細な触感と快不快を含む感性を定量化し、顧客が求める質感の把握とそれを実現する製品開発への貢献の可能性について解説いたします。
日時
- 2015年10月28日 10時30分〜 2015年10月28日 16時30分
開催予定
プログラム
これまでの触感の官能評価では、素材の物理特性などに基づいて分類基準を設定し、一定数の評価項目で被験者に評価させることにより触感の特徴を把握しようとしてきました。しかし、私たちは、日常見たり、触れたり、味わったりするものから感じたことを、評価項目ごとに分析的に感じているのではなく、「ふわふわでさらさらな髪になりたい」、「しっとりもちもちで美味しい」といったオノマトペ (擬音語・擬態語の総称) で直感的に表現することが多いものです。オノマトペは音韻を組み合わせることで数万通りも存在し、限られた数の形容詞では表現しきれない日々増殖する多様なものの手触りの感じ方を微細に表現するために、無意識のうちに頻繁に用いられています。 本講演ではオノマトペを構成する音や形態に反映される、微細な触感と快不快を含む感性を定量化し、顧客が求める質感の把握とそれを実現する製品開発への貢献の可能性についてお話しします。
- これまでの人の感覚の定量評価手法とオノマトペ
- 従来の感性の定量化手法
- オノマトペとは
- 従来手法に対するオノマトペの強み:
- 微細な質感・感性を捉えられるオノマトペの特長を研究室の実験結果などを紹介しながら解説
- オノマトペはなぜ微細な感覚の違いを表現できるのか
- 音象徴性:
- 言語学分野での従来研究
- 音象徴性:
- 言語音と五感の結びつきに関する言語を超えた普遍性視覚や味覚のブーバキキ効果
- オノマトペについて:
- オノマトペを構成する各音に感性的印象が結びつく音象徴性により、様々な音を数万通り組み合わせることによって多様な感性を表現できる
- 音象徴性:
- オノマトペの音と結びつく快不快
- オノマトペの音に反映される手触りの快不快:
- 研究室の実験結果を紹介しながら解説
- オノマトペの音に反映される味の快不快:
- 研究室の実験結果を紹介しながら解説
- オノマトペの音に反映される快な粘性と不快な粘性
- オノマトペの音に反映される手触りの快不快:
- オノマトペによる感性評価システム (視触覚版)
- システム構築手順
- システムのデモ
- システムによる研究事例
- 粘性画像・動画推薦システム (デモ付き)
- 実物と模造の違いの測定への応用
- 「金属加飾デザイン開発における定量評価」としてNHK「クローズアップ現代」で紹介された研究
- オノマトペ分布図を利用した触素材感性評価傾向の可視化
- オノマトペによる人の触感を網羅する触感サンプル
- 素材とオノマトペの関係性を個人差に合わせて操作するシステム (デモ付き)
- オノマトペ生成システムによる新しい触感マイニングの可能性
- システム構築手順
- システムのデモ
- 質疑応答・名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 42,750円(税別) / 47,025円(税込)
- 複数名: 22,500円(税別) / 24,750円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
- 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。 - 他の割引は併用できません。