噴霧乾燥技術の基本である熱風の湿度と排気の湿度のコントロールの方法、液滴径のコントロール方法など実際の生産機での運転管理の基本を解説する。加えて賦形剤の利用や原料液の濃度コントロールにより食品のフレーバー保持の方法を解説する。
- 噴霧乾燥の特徴
- 噴霧乾燥の歴史
- 噴霧乾燥法の特徴
- 噴霧乾燥機の応用
- 噴霧方式の種類
- 回転円盤
- 圧力ノズル
- 二流体ノズル
- 4流体ノズル
- 液滴の乾燥状態
- 噴霧方式と製品粒子径
- 噴霧乾燥機の種類
- ベイシックプラントとツーステージプラント
- ストレートステージプラント
- ツーステージ: CDPコンパクト化,CDIコンパクト化と微粉回収
- 微粉回収システム付き
- マルチステージプラント
- 特殊噴霧乾燥機 (多段噴霧、クローズドシステム等)
- 乾燥熱風の流し方
- コカレント (並流型)
- カウンターカレント (向流型)
- 混合型
- 熱風の整流
- 噴霧乾燥塔の種類
- ディスクタイプ
- 圧力ノズルタイプ
- 横型
- 噴霧乾燥塔の塔径と塔長
- 溶融噴霧造粒
- 噴霧乾燥機関連プロセス
- 原料貯蔵
- 原料液濃縮
- 原料液調合
- 原料液殺菌/乳化
- 製品粉末回収
- 環境対策 (集塵、廃水処理)
- 運転事例
- 装置の分解洗浄
- 噴霧乾燥機の運転管理
- 製品粒子径管理
- 熱風温度、排気温度、湿度管理
- 装置内付着対策
- 作業環境管理
- 放熱ロスの試算例
- 噴霧乾燥の賦形剤
- 噴霧乾燥に用いる賦形剤
- フレーバー保存の工夫
- 品質管理
- 粉体物性の測定
- 噴霧乾燥機の能力評価
- 噴霧乾燥機の能力評価
- スケールアップと問題点
- トラブル事例
- 圧力ノズル型の熱風整流不良
- 温湿度管理不良