本セミナーでは、デザインレビューについて基礎から解説し、実務的なデザインレビューを効率的に進めるポイントを詳解いたします。
新製品開発段階に現場参画によるデザインレビュー (DR:Design Review) は、不良撲滅~垂直立ち上げの重要課題です。ここに、“ものづくり“の基本である高い製造技術を持った高度技術者の関与が欠かせないわけですが、少子高齢化と段階の世代が去るために起こる『技術・技能伝承問題』への対策が重大視されるようになってきました。日本の“ものづくり“は現場力で支えられ、現場の匠達と新製品開発設計者とのコラボレーションで世界に負けない物づくりが進化してきた経緯があります。このため、この問題の放置するのは、良い図面や技術を持っていても大工がいなければ家は建たないというのと似た状況を意味します。そこで、この問題を戦略的・スピーディーに対策する方法を実践事例と共に紹介させて頂きます。 団塊の世代が去り、技術・技能伝承に伴う物づくりに支障が出る時代に入った現在、社外への技術応援を含めた新製品・技術開発も困難になってきました。かつて、匠技能を駆使した新製品開発は、高度技能者の上で頼る内容であり、特に、暗黙知を要する物づくりは、人の確保と早期育成が重要です。今回、特に新製品開発段階で必要な対策を、多くの企業と共に進めてきた事例を整理し、新製品立ち上げスムーズ化につなげる具体策という形で紹介することにしました。どうぞ、多くの実務者の皆様のご参加を願っております。