異物分析

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プログラム

食品中の異物が話題になっているが、異物は医薬品、塗膜、プラスチック成品、半導体、電子基板などいろいろな製品中で発生する。異物発生の対策を行うには、まず異物の構造を知ることが必要であり、それが混入経路の推定に役立つだけでなく異物混入防止の重要なポイントとなる。  異物分析は微小物の分析に限ったわけではないが、最近の異物は微小化の傾向にありほとんどが顕微分析で行われる。言い換えれば、現在の顕微分析はサンプリング技術と微小・微量分析の統合技術であるともいえる。異物の構造同定には頻繁にFT – IR、ラマン分光法が使用されることが多い。より良いスペクトル測定には、両分光法の特徴を把握すると同時に、試料サンプリングが重要な要素となる。  最近、いろいろなサンプリングツールが利用できるようになってきたので、それらをいかに利用するかを実際に見ていただくことでサンプリング重要さへの理解を深めていただきたい。

  1. 異物の形態観測
    1. 形態観察とサンプリング方法
    2. どんな測定法を適用するか
  2. FT-IR分光法の基礎
    1. 測定法のいろいろ
    2. 測定法の違いとスペクトル
  3. ラマン分光の基礎
    1. 測定法のいろいろ
    2. 蛍光対策
    3. 注意事項
  4. サンプリングツール
    1. サンプリングツールのいろいろ
    2. サンプリングツールの使い方実演
  5. スペクトル分析
    1. FT-IR、ラマン分析事例の紹介
    2. スペクトルデータベース
  6. 目的とサンプル形状に適合した測定法の選択
  7. トピックス イメージング測定など

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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