本邦における治験薬GMPは医薬品GMPと区別して制定・運用されている。一方で、日本の規制当局がPIC/Sに加盟したことでPIC/S GMPも参考として運用されている。医薬品開発に携わる製薬企業は、治験薬GMPの遵守と合せてPIC/S GMPに準拠する必要が生じている。さらにEUに治験薬を輸出し治験を進めるためには、EUからのQP監査を受けることになる。このような状況下、グローバル開発を目指す製薬企業としては、日本における治験薬GMPならびにPIC/S GMPを正しく理解し、QP監査がいかなるものか正しく認識しておかなければならない。本セミナーでは、これらの総括的な理解と同時に、具体的なアクションにつなげられるように説明する。
- 治験薬を正しく理解する
- 医薬品とは?
- 治験薬とは?
- 医薬品/治験薬における品質
- 医薬品の品質とは?
- 治験薬の品質とは?
- 医薬品開発と治験薬
- 医薬品開発における治験薬の位置づけ
- 医薬品開発における治験薬の品質保証の意味と意義
- 治験薬の品質保証と治験薬GMP
- 治験薬GMPを正しく理解する
- 医薬品/治験薬における品質保証
- 品質保証とGMP
- GMPとは?
- 治験薬GMPとは?
- 治験薬GMPの三極の相違
- PIC/S GMPを正しく理解する
- PIC/Sとは?
- 日本規制当局のPIC/S加盟による製薬企業への影響
- 日本におけるPIC/S GMPの位置づけ
- PIC/S GMPとEU-GMPの相違
- EUにおけるQPとQP監査
- EU-QPの役割
- EU-QP監査における留意点
- 日本での治験薬GMPの適切な運用のために
- 治験薬GMPの本質
- 治験薬GMPの運用における留意点