本セミナーは「リスク管理・CAPA」のセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 92,340円(税込) → 割引受講料 61,500円(税込)
日時
- 2015年11月12日 10時30分〜 2015年11月12日 16時30分
- 2015年11月13日 10時30分〜 2015年11月13日 16時30分
プログラム
2015年11月12日「製薬企業・医療機器企業におけるFDAが要求するCAPA導入の留意点」
CAPA (是正・改善措置) の考え方は、医薬品業界の査察のために米国FDAが開発し、その手順は品質に関する査察規制が適用となる品質システムの中で最も重要なものとなりました。これに伴い、CAPAに関する査察が強化されました。すなわちCAPAは、FDA査察準備の最大のポイントと言えます。 CAPAは重要な査察項目の1つとして上げられています。CAPAを見ることで企業の製品に対する品質改善や法遵守の姿勢が見えてくることになります。 CAPAを導入することにより医薬品製造企業における不適合の発生率を確実に減少させることが出来ます。 CAPAは逸脱管理のみならず、品質情報 (苦情処理、顧客満足度) 、内部監査、変更管理、自己点検、国内外行政当局査察、監査などで発見されたり、指摘された問題点、課題について対応していくためのシステムです。 当局査察では必ずCAPA SOPの提示を求められます。またその記録も厳重に調査されます。 CAPAは導入すれば終わりではなく、継続的に運用することが重要です。 欧米の医薬品・医療機器業界ではCAPAの概念の導入、検討が盛んに行われています。しかしながら、本邦においては、CAPAの情報管理が、手作業ベース (Excel、Word) で行われ、関連する資料と共に紙ファイルで保存されているため蓄積したデータの利用効率が悪く、CAPAの品質向上への効果が十分に得られないといった状況が見受けられます。 FDAの要求事項であるCAPAでは、顧客苦情のみならず生産工程等での不適合にも適切な対応が求められていますが、既存システムでは顧客苦情のみを対象にしているケースが多く見られます。さらに自社開発を行うなどにより、21 CFR Part 11に適合していないシステムも多く存在しています。 本セミナーでは、初心者にもわかりやすいようにCAPAの基本から解説を行います。またCAPAシステムを導入するにあたっての留意点について解説いたします。
- はじめに
- FDAが査察を行う理由
- どんな企業がFDA査察官に安心感を与えるか
- なぜCAPAか?
- CAPAに関する動向 (医薬品、医療機器)
- 日航ジャンボ機墜落事故
- ハインリッヒの法則
- 六本木ヒルズの回転ドア死亡事故
- ブロークン・ウィンドウ理論
- 医療機器と医薬品の違い
- FDAによる法的措置の統計
- FDA Enforcement Statistics Summary Fiscal Year 2014
- FDAセンター毎の押収・没収 2014年度
- FDAによる押収・没収 2009 – 2014
- FDAセンター毎の法廷の差し止め命令 2014年度
- FDAによる法廷の差し止め命令 2009 – 2014
- FDAセンター毎のワーニングレター 2014年度
- FDAによるワーニングレター 2009 – 2014
- FDAセンター毎の全回収イベント数 2014年度
- FDAによる回収製品数 2009 – 2014
- FDAセンター毎の回収 ーすべてのクラスー 2014年
- FDAセンター毎のクラスⅠ 回収 2014年
- なぜCAPAが重要視されるのか
- PDCAのサイクルと再発防止
- CAPAとは
- 是正処置とは
- 修正処置とは
- 修正処置と是正処置の違い
- 修正処置、是正処置、予防処置の違い
- 予防処置とは
- 応急処置→修正処置→是正処置→予防処置
- 修正処置、是正処置、予防処置の違い
- 是正処置がなく予防処置のみ発生する事例
- ボーイング787型機の運航再開
- 是正処置とは
- 是正処置の考え方と実施
- 是正処置 (再発防止) のためには、根本的原因の特定が重要
- 周知徹底、教育訓練は是正処置にはならない
- 不適合発生の原因 ~システムの運用がなされていないこと (不実行) ~
- 不適合発生の原因分析フロー
- 根本的原因 (Root Cause) を見極める
- 予防処置
- 予防処置で大事なこと
- 予防処置の手順
- 品質システムとは
- コンプライアンス達成のための内部統制
- 品質システムとは
- 品質管理システム (QMS) とは
- 是正・予防の継続的改善のサイクル
- QSIT (Quality System Inspection Technique) とは
- QSITガイド
- Guide to Inspection of Quality Systems
- QM、QA、QCの関係
- 品質改善のための体系 (例)
- QMS (Quality Management System) 文書体系の構築
- 品質管理 (QC) 、品質保証 (QA) 、監査 (Audit) はそれぞれ違う
- QA担当者の要件 ~第三者レビュの重要性~
- 品質監査とCAPA
- 820.22 品質監査
- 監査担当者の要件
- 内部監査と是正処置
- 内部監査の是正処置・予防処置
- 内部監査の是正処置・予防処置 (内部監査の指摘分類)
- 内部監査と是正処置
- 内部監査~品質マネジメントシステムとして~
- 医療機器とCAPA
- FDAの医療機器企業に対する査察回数の推移
- 医療機器企業の品質システムに対するワーニングレターの推移
- 21 CFR Part 820 QSR
- FDA Form 483の指摘 (医療機器)
- 820.100 是正および予防処置
- FDA対応CAPAの要点
- CAPAにおけるFDA対応の留意事項
- FDAの査察の傾向
- Warning Letterの例
- QSIT (Quality System Inspection Technique) とは
- QSITガイド
- FDAの査察対応 ~4つの領域~
- Guide to Inspection of Quality Systems
- 是正措置および予防措置 (CAPA)
- Code of Federal Regulation (CFR) Title 21 Part 820
- グランドデザイン
- CAPAに関連するプロセス
- グランドデザイン (CAPA)
- CAPA情報源 (例)
- CAPA関連図
- CAPAの7段階
- ステップ1 問題の識別
- CAPA起票の判断基準 (抜粋)
- 医薬品とCAPA
- PIC/S加盟の審査状況
- ICH (International Conference on Harmonization:日米EU医薬品規制調和国際会議)
- PIC/S GMPの有機的な繋がり
- ICH Q10ガイドライン (医薬品品質システム) とCAPA
- ICH Q10とは
- CAPAの適用範囲 (医薬品製造)
- 品質システムからのアプローチ
- FDAガイダンス– 医薬品cGMP規則への品質システムからのアプローチ
- 品質システム (QS)
- 品質リスク・マネージメント
- CAPA (是正・予防措置)
- 傾向分析データ
- 内部監査の実施
- 是正措置
- 予防措置
- 改善の促進
- 結論
- FDAガイダンス– 医薬品cGMP規則への品質システムからのアプローチ
- CAPAの7段階
- CAPAの7段階 (製薬)
- ステップ1 問題の識別
- ステップ2 原因調査
- 根本的原因の分析
- 根本的原因の追究
- 分析手法
- Whys
- FTA
- FMEA
- HAZOP
- ステップ3 処置の識別 (処置の計画)
- ステップ4 検証または妥当性確認 (処置の実施)
- ステップ5 記録 (処置の実施)
- ステップ6 責任者への伝達 (処置の実施)
- 教育訓練
- ステップ7 報告
- 有効性の確認
- マネジメントレビュへの提出
- CAPAの手順
- CAPAシステムの導入
- CAPAの手順
- CAPAフォーム
- 電子による査察
- Part11は怖くない!?
- FDA対応をするとはどういうことか
- FDA対応のコンピュータシステムとはどういうものか
- FDA規制要件対応コンピュータシステム導入のための考察 (医療機器の場合)
- イベント管理とドキュメント管理が重要 (医療機器の場合)
- よくある課題
- CAPAシステム導入の目的
- 要求されるシステムの概要
- 総体的な要件
- CAPAシステムの運用上の留意点
- CAPA Workflowの例
- 苦情/逸脱管理、CAPA
- MRが苦情を登録
- 苦情の受付
- 苦情の分析
- CAPA登録
- 是正措置の実施
- 変更起案
- 変更の実施
- 教育の実施
- 確認
- 承認
2015年11月13日「製薬・医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー」
製薬企業や医療機器企業にとって、リスクを管理することは非常に重要です。しかしながら、リスクマネジメントは難解です。医療機器業界では、欧州が先行し、90年代からIOS-14971が制定されました。医薬品業界は、2005年にICH-Q9「品質リスクマネジメントに関するガイドライン」が合意され、翌年から本邦においても施行されています。 リスクマネジメントは、特定の部署だけが対応したり、手順書を作成するだけではありません。研究開発、設計管理、臨床開発、製造販売後、流通、申請、査察にいたる製品のすべてのライフサイクル全般について、すべての部署がそれぞれの手順にリスクマネジメントの概念を取り込まなければなりません。そのためには、リスクマネジメントの基本的な考え方と規制当局の期待を十分に理解しなければなりません。 本セミナーでは、難解なリスクマネジメントを初心者にもわかりやすく解説いたします。またリスクマネジメントに関するSOPのサンプルを配布し、具体的に説明いたします。
- はじめに
- FDAが査察を行う理由
- 患者やユーザ (消費者) にフォーカスする
- スイスチーズモデル
- ソフトウェアに起因した医療機器事故 (1985〜1987年 Therac-25)
- 宇宙ステーション補給機「こうのとり」 (HTV)
- 日航ジャンボ機墜落事故
- リスクとは
- 「リスク」って何でしょ?
- リスクに関するテスト #1
- リスクに関するテスト #2
- リスクとは
- 航空機はなぜ飛ばせることができるのか?
- リスク評価の実際 (R-Map法)
- 危害の程度
- 発生頻度のゼロレベル
- 発生頻度の確率的表現
- 許容可能なリスク (「安全」の定義)
- 誤使用・不注意に分類された事故例
- 誤使用・不注意事故とヒューマンエラー
- 製品の使用条件とリスクアセスメントの範囲
- ヒューマンエラーの一般例
- どうやって安全にするのか?
- 一般的なリスクマネジメントプロセス
- ISO/IECガイド51
- Definition of “Risk”
- 機械安全の国際規格
- ISOとIEC
- ISO/IECガイド51について
- 機械安全の国際規格 ISO/IEC
- ISO/IECガイド51について
- 本質安全設計方策 Step 1
- 本質安全設計方策 Step 2
- 使用上の情報 Step 3
- ISO/IECガイド51 2014の構成
- ISO/IECガイド51:2014の主な改正点
- ISO 12100
- 用語解説
- 医薬品・医療機器共通の用語
- 製薬業界における用語
- 医療機器業界における用語
- ハザード (hazard) の例
- 一般的なリスクマネジメントプロセス
- ハザード、危害、リスク
- リスクアセスメント、リスクコントロール、リスクレビュ
- 一般的な品質リスクマネジメントプロセス
- 品質リスクマネジメントプロセスの開始
- リスクアセスメント
- リスクアセスメント 「リスク特定」
- リスクコントロール
- リスクコントロール 「リスク低減」
- リスクコントロール 「リスク受容」
- リスクレビュ
- リスクコミュニケーション
- リスクマネジメント手法
- リスク分析手法
- 欠陥モード影響解析 (FMEA:Failure Mode Effective Analysis)
- FMEAによる詳細なリスクアセスメント
- 詳細なリスクアセスメントの実施
- FTA : Fault Tree Analysis
- HAZOP : Hazard and Operability Study
- リスクベースドアプローチ
- コンプライアンスコストの増大
- 受容可能なレベルまでのリスクの低減
- コンプライアンス・コスト・マネジメント
- 規制コストの増大
- FDA cGMPs for the 21st Century Initiative
- リスクベースドアプローチとは
- リスクベースドアプローチの効能
- cGMPの改革と21 CFR Part 11の改定
- 製薬企業のコンピュータ化システム関連リスク
- 製品とプロセスの理解
- リスクのとらえ方
- 医薬品とリスク管理
- PIC/S GMPの有機的な繋がり
- ICH (International Conference on Harmonization:日米EU医薬品規制調和国際会議)
- 品質リスクマネジメントに関するガイドライン (2006年9月1日)
- ICH Q9とは何か?
- ICH Q9を実践することによる望ましい状態
- 序文
- サイエンスベースの品質リスクマネジメント
- 重大性と確率 は単純な概念か?
- どうやってリスクを定義するべきか
- 序文 (続き)
- 適用範囲
- 品質リスクマネジメントの原則
- 付属書 I:リスクマネジメントの方法と手法
- 付属書 II:品質リスクマネジメントの潜在用途
- 医療機器とリスク管理
- 品質が良いとは?
- 品質の4つの種類
- 医療機器リスクマネジメントとは
- ISO14971誕生の歴史
- ISO14971 (JIS T 14971) 規格とは
- ISO13485上のリスクマネジメント要求事項
- EN ISO 14971とは
- EN ISO 14971とISO 14971:2007の相違点
- “negligible risk” (無視可能なリスク) の扱い
- リスクの受容可能性についての製造業者の自由裁量権
- 「可能な限り」VS「合理的に実行可能なまで」のリスク低減
- あらゆるリスクに対する (リスク/便益分析) の適用
- リスクコントロール手段についての裁量
- 初期リスクコントロール手段
- 残存リスクについてのユーザへの情報提供
- IVD製品のリスクモデル
- GAMP5におけるリスク管理
- GMPにおけるコンピュータ化システム
- GAMP5ガイドライン 目次 (Main Body)
- 品質リスクマネジメント
- GAMP 5における5つのキーコンセプト
- リスクマネジメントのプロセス
- 初期、機能リスクアセスメントの実施時期
- 初期リスクアセスメント
- 詳細なリスクアセスメント
- 影響の大きいシステムの例
- さらなるアセスメントの必要性の判断
- 初期リスクアセスメントチェックシートの作成例
- カテゴリ3
- カテゴリ4
- カテゴリ5
- リスクアセスメントに関する役割と責任
- 初期リスクアセスメント実施手順
- GxPアセスメント
- 電子記録・電子署名に関するリスクアセスメント
- 製品とプロセスの理解
- システムの規模、複雑性、新規性に関する調査
- ハザード分析
- 危害分析
- 影響分析
- 不具合の可能性分析
- 不具合の検出可能性分析
- より詳細なリスクアセスメントの必要性判断
- リスクアセスメント報告書の作成
- 詳細なリスクアセスメント実施手順
- 患者の安全、製品の品質、およびデータの完全性に影響を与える機能の特定
- 機能リスクアセスメントの実施
- トレーサビリティマトリックスと機能リスク評価
- 詳細なリスクアセスメント実施手順
- 患者の安全、製品の品質、およびデータの完全性に影響を与える機能の特定
- FMEA実習
- GMPにおけるコンピュータ化システム
- 自動倉庫システム概要
- 質疑応答・名刺交換
会場
受講料
- 1名様: 56,944円(税別) / 62,638円(税込)
- 複数名: 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
複数名同時受講の割引特典について
- 2名様以上でお申込みの場合、
1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 56,944円(税別) / 61,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
- 受講者様全員が、会員登録をしていただいた場合に限ります。
- 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。 - 他の割引は併用できません。