設計標準化と設計高度化の実践講座

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プログラム

「うちはなぜ、技術力があるのに、儲からない!」
「なぜ、設計改革はいつも上手くいかないのか?」

 設計でコストの約80%が決まってしまいます。だからこそ、「魅力ある製品」「儲かる製品」を実現するためにも、設計を標準化し、原価コントロール力を身に付けることが急務となっています。しかし、<設計標準化は競争力を奪う> <摺り合わせこそが我が社の強みである> <原価を考えていたら良い物が作れない> そういった思いから「設計標準化」「設計における原価管理」は何度も失敗を繰り返しています。それは取り組みのアプローチに問題があるのです。正しいアプローチを理解すれば、摺り合わせ力を活かしながら標準化を実現し、原価力を身につけることができます。  ベテランの設計ナレッジを可視化し、設計思想を標準化していく。デザインツールを駆使し、「設計の効率化」を実現させつつ、設計ナレッジ (技術資産) を中心に、「設計の高度化」を実現する必要があります。その上で、原価見積の基盤が構築できます。設計業務改革・技術伝承・製品開発力向上・設計標準化・グローバル設計など今こそ行うべき設計改革の道筋を解説いたします。

  1. なぜ設計改革が進まないのか
    1. なぜ設計が弱くなってしまったのか
    2. 設計改革の間違ったアプローチ
    3. 脱自己流な設計改革
  2. 設計改革の正しいアプローチ
    1. 図面標準化と仕様標準化の違い
    2. 「標準化」の正しい意味
    3. 技術経営の方向性 と 技術資産のあり方
    4. 見える化の3ステップ (図面管理・部品管理・諸元管理)
    5. 設計開発分離のあり方
  3. 設計標準化・設計高度化とは
    1. 設計標準化における誤解をなくす
    2. 仕様管理の重要性
    3. 正しい部品標準化の実現方法
    4. 技術の可視化・技術伝承の実現方法
  4. 設計における原価管理・原価見積とは
    1. 設計における原価管理・原価見積はなぜ難しいのか
    2. 見積原価・標準原価・実際原価のあり方とは
      1. 種類のコストテーブルにより見積力を高める
  5. デザインツールによる設計高度化の仕組み
    1. 設計標準化をデザインツールに落としこむ
    2. 設計高度化の仕組み
    3. 開発BOM・設計BOM・製造BOMの違い
    4. ナレッジプラットフォームのあり方
    5. 設計力の定量化
  6. 設計システムの方向性
    1. 設計システムとして必要な要件
    2. CAD/BOM/PDM/PLMの正しい認識

会場

大阪市立中央会館
542-0082 大阪府 大阪市 中央区島之内2丁目12-31
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