~FUJITSU Vehicle ICT FEELythm~について
(2015年9月25日 11:00〜12:00)
昨今の長距離高速バスでの重大事故発生により、安全安心に関する問題意識 (特に居眠り運転) が社会的に高まっている、そんな中、富士通はドライバーの脈波を取得し 、ドライバー自身も気づかない段階で眠気の予兆を検知するFEELythmを開発した。本製品における、市場の状況と、眠気検知技術の背景、また今後の取組みについて、ご説明します。
(2015年9月25日 13:00〜14:20)
本講座では、居眠り運転による危険性について、基礎的な研究から応用的な研究を紹介しながら考察します。また、運転者の覚醒水準評価手法についても生理指標および行動指標を用いた方法について紹介し、その問題点について考えます。最後に、居眠り運転時における低覚醒状態での運転者の反応時間分布を用いて、運転の危険性そのものを評価する方法についても紹介します。
(2015年9月25日 14:30〜15:50)
表情に基づく眠気評価は、主観に基づく評価方法ですが、手順をふめば客観性の高い指標として利用することが可能です。人間の一般的な知覚特性や表情知覚の特性など、基礎的な知見を踏まえながら、表情から眠気を評定するためのコツや留意点を示します。顔画像を記録する実験そのものの信頼性を高めるために、人を対象とした研究の倫理的配慮についても簡単に紹介します。