車載タッチパネルの3D曲面形状化とその材料、貼り合わせ技術

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会場 開催

本セミナーでは、車載タッチパネルの開発動向と構成部材への要求機能、車載向けディスプレイの進化に必要な2D・3Dラミネーションプロセスについて詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

1. 車載タッチパネルの開発動向と構成部材への要求機能

(2015年9月29日 13:00〜14:30)

 タッチパネルはディスプレイとは切っても切り離せない関係にある。本講座はディスプレイの技術動向を概説し、タッチパネルの技術動向をSID2015のトピックスを含め紹介する。著者は長年フラットパネルのR&Dおよび事業化に従事した経験から、車載用デバイスを実現する上での部材への要求事項を明確に解説する。民生用と車載用との差異を明確にした取り組みの重要性も述べる予定である。最後に、車載用タッチパネルの将来展望も触れる。

  1. 車載用タッチパネルの要求性能
  2. 車載用タッチパネルの実用化と開発動向
    1. 抵抗膜方式
    2. 投影型静電容量方式
      1. SMKのOne Glass Solution
      2. 日本航空電子
      3. ジャパンディスプレイJDI
      4. その他
  3. 構成部材への要求性能
    1. 低反射化技術
    2. 虹むら (rainbow) 対策
    3. 光学貼り合わせ材料とプロセス
      1. 接着剤と粘着剤
      2. OCAへの要求事項
      3. UV硬化樹脂
      4. OCRへの要求事項
    4. モスアイフィルム
  4. フレキシブル化と構成部材への要求性能

2. 車載向けディスプレイの進化に必要な2D・3Dラミネーションプロセス

(2015年9月29日 14:45〜16:15)

 当社はこれまでに特に真空を使用しない2Dラミネート技術を多数確立して参りました。一方クルマ業界では、インテリアデザインの観点において、これまでの2D形状に加え、3D形状のインパネに対してカーナビゲーションや操作ボタンを一体化させて、クルマのカーブデザインに調和させる検討が各社進行しています。  3Dラミネートで培ったノウハウと経験を元に新たに生み出した3Dラミネート技術を確立して、各社へ提案をスタートしております。装置メーカーからの観点で、粘・接着剤や2D・3Dラミネートプロセス、注意点を判りやすく解説致します。

  1. 会社概要と製品ラインナップ
  2. 貼り合せと粘・接着剤 (OCA・OCR)
    1. 貼り合せとは?
    2. OCA・OCRの現状
    3. OCA・OCRの比較
  3. OCAによる2Dラミネート
    1. OCAによるラミネーションプロセス
    2. 真空貼りと大気貼り
    3. 大気貼りのメリット
    4. Soft to Hard貼り
    5. Hard to Hard貼り
    6. OCAによるラミネーションの注意点
  4. OCRによる2Dラミネート
    1. プレキュア型OCRによるラミネーションプロセス
    2. プレキュア型OCRを使うメリット
    3. スリットコーターを使うメリット
    4. Hard to Hard貼り
    5. プレキュア型OCRによるラミネーションの注意点
  5. フレキシブル・デバイスにおける3Dラミネート
    1. フレキシブル・デバイスに必要な技術
    2. 車載向けディスプレイのアプリケーション
    3. 3Dラミネーションプロセス
    4. 3Dラミネーションの注意点

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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