本セミナーでは、金属ナノ粒子の作製方法、評価方法、光物性、応用について基礎から解説いたします。
特に、局在表面プラズモン共鳴 (LSPR) とLSPRによるSPRセンサーと表面増強ラマン散乱 (SERS) を原理とする高感度センサーについて詳解いたします。
金属ナノ粒子は、バルク材料には見られない特徴的な性質を示すため、ナノマテリアルの1つとして注目されている。例えば、銀 (Ag) の塊は、ナノサイズになると銀色から黄色に変化する。これは、Agナノ粒子に特有の局在表面プラズモン共鳴により、400 nm付近の光がナノ粒子に吸収されるためである。 本セミナーでは、Agナノ粒子を始めとする金属ナノ粒子の作製方法、評価方法、光物性および応用についてまとめる。特に、局在表面プラズモン共鳴 (LSPR) とLSPRによるSPRセンサーと表面増強ラマン散乱 (SERS) を原理とする高感度センサーについて解説する。