多変量解析を用いた官能評価の分析

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本セミナーは、評価データからユーザーの嗜好やニーズをつかみ、定量的に分析するために演習を交えながら実務に役立つ官能評価分析法を詳解いたします。

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プログラム

多変量解析というと、統計的な知識が必要でなかなか実務に使うには敷居が高いと思われがちですが、最近はパソコンの計算能力の向上により、誰にでも扱える分析方法になりました。その分、分析のちょっとした方法やセンスが問われるのがデータ分析です。本講座は、極力統計の持つ数学的説明を省いて、誰にでも多変量解析を用いて、官能評価のような曖昧なデータを分析する方法を身に付けていただくのが第一目的です。それには座学だけではなく、実際にデータを扱っていただくことが一番です。第二に、本講座ではグループスタディによってどのように活用するかを演習していただきます。  グループスタディはMBAなどでよく使われる学習方法で、良い化学変化や面白いアイディア、目的を同じくする仲間を創出します。こうした演習内容により、統計的なエッセンスと、実務で活用するためのノウハウを会得していただくのが趣旨です。

  1. はじめに
    1. 多変量解析ってどんなもの?
    2. 多変量解析を使うメリット
  2. 多変量解析と官能評価
    1. 官能評価の定義
    2. 官能評価におけるデータの性質
    3. 官能特性データの解析
  3. 統計解析の実際
    1. 統計の基本のキ 基本統計量
      1. つのデータを扱う F検定
      2. つのデータを扱う t検定
        (個別演習)
    2. 実験計画法と分散分析
    3. お互いの関係を知る 相関分析
    4. 原因を予想する 回帰分析
    5. 官能評価のスタンダード 一対比較法
    6. まとめるとわかることがある 主成分分析
  4. グループスタディ
    1. データ準備
    2. データ分析
    3. グループワーク
  5. 実務への活用
    1. データを何に使うか
    2. 曖昧なデータをビジネスの世界で使うには
    3. グループワーク
    4. 発表
  6. まとめ

演習内容

 座学の時間とグループスタディの時間を設けます。  座学では知識の習得を行っていただき、グループスタディでは実務での活用に、すぐ使える簡単な分析方法やグループでの進め方、目的に合わせたプレゼンまで落とし込んで発表していただきます。  統計的検定方法を一通りご説明します。  Excelを用いてデータを分析する演習を行っていただきます。  グループワークを通じ、グループ学習による時間配分や意思統一など実務に近い形での講座をめざしています。ただ受講するだけではなく個々の受講者の交流による人と人の化学変化を狙います。

会場

江東区産業会館
135-0016 東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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受講料

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