音響・聴音検査 (官能評価の定量化) の効率的進め方

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本セミナーでは、音響・聴音検査の基礎から解説し、品質工学の考え方や自動判別システムについて、事例を交えて分かりやすく解説いたします。

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プログラム

モノづくりにおいて、熟練者による官能評価を最大限に活かすことは、日本の強みの一つです。一方、技能修得までの熟練期間が長い、また後任への伝承・育成が困難という課題があります。  官能評価を定量することができれば、これらの課題も解決でき、且つより生産性の高い検査システムを作ることができます。  MOST合同会社では、曖昧事象の定量化に有効として知られる品質工学カテゴリの一つ、MTシステムを音響・聴音検査の定量化等へ適用し、その有効性を確認しました。  本講演では、品質工学及びMATLABの応用による曖昧事象の定量化の事例や自動検査システムの構築手順などをご紹介することで、今後の幅広い産業応用可能性を示します。

  1. 品質工学及びMTシステムの概要
    1. はじめに~官能評価を工学的数値評価へ
    2. 品質工学 (パラメータ設計) 概要
    3. MTシステム概要
  2. 曖昧事象の数値化について
    1. 官能評価の現状
    2. 熟練者が行う判断の実現手段~MTシステム
    3. 特徴数値化の実現手段~MATLAB
  3. 事例紹介
    1. 異音検査
    2. 設備故障予測
    3. その他MTシステムの応用例
  4. 自動判別システム構築について
    1. 自動判別システムの構築手順
    2. パラメータ設計導入の有効性
    3. システム導入の効果
  5. 音響・聴音検査に必要な専門知識
    1. 検査における計測技術
    2. 信号処理に使えるMATLAB関数例

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)
136-0071 東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

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