本セミナーでは、発泡成形の基本原則から応用技術までを理解し活用することができるようになることを目的とし、経験豊富な講師がわかりやすく解説いたします。
射出発泡成形は、発泡性樹脂を金型内に射出充填して多孔質体を得る成形技術である。射出発泡は用いる発泡剤で化学発泡と物理発泡に分類され、金型内における発泡挙動によってショートショット法,フルショット法,コアバック法に分類される。 本講座では、射出発泡成形の基礎から、微細射出発泡 (MuCell) の基礎,応用,トラブルシューティング及びコアバック発泡の基礎と応用について解説する。 講師は自動車ドアトリム用成形技術の開発と射出発泡成形用ポリプロピレン銘柄の開発を手始めに、超臨界流体を発泡剤とした射出発泡成形技術の応用開発を行ってきた。射出発泡成形の基本原則はそれほど多くない。本講座を通して発泡成形の基本原則から応用技術までを理解し活用することができるようになる。