まずは、CFRPの一般的特徴を理解いただき、進んでいる産業において、なぜCFRPが採用されるのかを考察。そうした背景の中、今後拡大が予想される自動車への採用について、その現状を整理し、自動車におけるCFRPの意味は何なのかを理解。一方、課題を深堀し、着目すべきポイントを抽出したい。
最後に、代表的ないくつかの自動車CFRP部品の作り方において、演者の一考え (たたき台) に対し、時間をかけ様々な観点から討議いただけるとありがたい。
- CFRPとは
- CF (炭素繊維) の特徴
- P (樹脂) の特徴
- CFRP (炭素繊維強化樹脂) の特徴
- 自動車へのCFRPの適用の現状、研究開発の動向と展望
- CFRPの現状開発例 (自動車以外)
- 自動車用CFRP開発例
- 使用量 (構成材料比較)
- 用途と特徴
- トヨタの開発例
- 欧州の最近の開発例
- 採用目的とその変化
- 自動車とCFRP、今後の課題、将来展望
- ポピュラー化の必要性
- 技術開発
- 現状技術の定着、継続、改良
- 更なる量産化技術開発への挑戦
- LCA (ライフサイクルアセスメント) 改善技術
- 熱可塑CFRP
- リサイクル
- バイオFRP (BFRP)
- ムリ無駄むらのない設計、工法
- 後工程 (組み立て、塗装等) を含めた効率化
- 産官学 (民) の連携
- 一考え (材料、成形法、設計、ビジネスモデル)
- 熱硬化樹脂系 or 熱可塑樹脂系?
- プレス成形 or 注入成形?
- マルチマテリアル設計?
- サプライチェーン?