創造力を刺激し革新的なテーマを生み出す“研究環境”の作り方、運営と研究者の育成、意識の変え方

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開催予定

プログラム

【1】創造力を刺激する研究環境とは

(2015年9月2日 10:00〜11:30)

【2】イノベーション創出に向けた研究開発組織の風土作り – 国内外の取組事例と日本企業の課題 -

(2015年9月2日 12:15〜13:45)

 近年、イノベーションブームを言っていいくらいにイノベーション創出の必要性が言われ続けていますが、イノベーション創出に向けては企業風土などの環境整備・マネジメントが重要であることは言うまでもありませんが、決して簡単なことではなく、多くの企業がマネジメント面で苦労しています。講演者は、国内企業・海外企業など既に400回前後ものヒアリングなど、研究開発関係の多くの調査を行っており、それらを基にイノベーション創出に向けた風土作りについて、近年の情勢変化、日本企業が研究開発において苦労している点、イノベーション創出に向けた様々な取組事例、人材・組織環境の問題など、海外企業も含めて様々な視点から講演します。

  1. 創造性と効率化は相反する性格のものか?
  2. 日本企業はどこで苦戦しているのか?
  3. 目先の小さな成果と将来の大物のバランスをどう取るか?
  4. 社員のモチベーションの源泉とは?
  5. やる気にさせるためには何が必要か?
  6. 若手抜擢と高齢者活用、両立は可能か?
  7. 外資系企業は日本企業と何が違うのか?
  8. どういう人材を育てる必要があるか?
    [質疑応答]

【3】イノベーティブな研究成果創出へ向けた研究環境づくり

(2015年9月2日 14:00〜15:30)

 昨今、業界に限らず技術の進歩はますます早くなってきており、開発した技術をタイムリーに商品やサービスへ反映させることが非常に重要になってきている。特に化粧品業界は流行産業という一面もあることから、もともと技術の変化が早く、短期間かつタイムリーに研究成果を求められることが多い。一方で非常に多くのメーカーが同じようなコンセプトの商品を販売しており、他社と差別化できる技術であることも重要である。そこで、化粧品の研究開発についての考え方や当社が行っている技術開発への取り組みについて事例を交えながら紹介し、イノベーティブな成果をより確実にアウトプットするための研究環境の作り方や研究の進め方について説明する。
【キーワード】

【4】富士フイルムのR&D変革と研究者の意識改革 – 電子材料開発の事例 -

(2015年9月2日 15:45〜17:15)

変革・改革したい、あるいはすべきであると思っていても、実際に実行し組織に浸透させるのは難しいものである。行動分析学に照らし合わせて、その難しさを表現すると次の 3 段階がある。 (1) 意識・意欲:「やる気」があるか、本気になれるか、 (2) 技能:「やり方」がわかるか、 (3) 行動随伴性:もっとやってみよう、「継続」しようと思えるか。これらの 3 つのハードルを組織メンバー全員が越えなければ、変革・改革はうまくいかない。変化を嫌う人間の習性、試行錯誤しながらそれを乗り越えた経緯・工夫について講演する。 皆さんの積極的な議論をお待ちしています。
  1. 全社のR&D変革概要
  2. R&D組織変革の事例紹介「はやく、強く、そして勝つ」
    • Step1 組織変革宣言「覚悟」
    • Step2 組織基盤づくり「考えて、決めて、動く」
    • Step3 勝つ組織づくり「勝つシナリオは何?」「勇気と感謝」
    • Step4 信頼関係づくり「約束→守る
      [質疑応答]

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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