導電性フィラーの種類・特性と分散技術,応用事例

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本セミナーでは、「うまく混ざらない!」、「思うように導電性が向上しない!」等の、フィラーの種類ごとの導電メカニズムから解説し、効率よく導電性、分散性をあげる為の方法について詳解いたします。

日時

中止

プログラム

種々の導電性フィラーの特性と実際の応用例、導電性フィラーの分散方法、複合材中の導電性フィラーの径や形状が機能性 (例えば導電性・熱伝導性) に与える影響、そして最近話題の導電性ナノフィラーを用いた透明導電膜材料の開発動向につき学べる。 導電性フィラーを利用する上で必要なフィラーの基礎知識、フィラーの分散方法、フィラー種・形状等が複合材の機能 (特に導電性) につき説明し、導電性フィラー及び周辺技術の知識習得を促す。

  1. 導電性フィラーの種類・特性
    1. 炭素系
      1. 導電性カーボン (黒鉛)
      2. 炭素繊維
      3. カーボンナノファイバー (CNF)
      4. カーボンナノチューブ (CNT)
      5. グラフェン (Gr)
    2. 金属粒子
      1. 銀 (Ag) 系粒子
        • Ag粒子
        • Agナノワイヤー
      2. 銅 (Cu) 系粒子
      3. ニッケル (Ni) 系粒子
    3. 金属酸化物系
      1. 酸化亜鉛系
      2. 酸化スズ系
    4. 導電性高分子
      1. ポリアニリン
      2. ポリチオフェン系
      3. ポリピロール系
  2. フィラーの分散に関する基礎
    1. フィラー分散スラリー調製方法
    2. フィラー分散を支配する因子
    3. ゼータ電位 (フィラー表面電位) と分散性の実際
  3. フィラー特性が複合材の導電性に与える影響
    1. フィラー形状
    2. フィラー径
    3. フィラー充填量
    4. 添加物
    5. フィラー連結材
    6. 成形方法効果
  4. 導電性フィラーを用いたITO代替透明導電膜材料の開発動向
  5. まとめと課題

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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