電磁波吸収体の設計及び電波吸収材の開発と応用展開
(2015年9月7日 10:30〜12:00)
- 電磁波
- 電磁波とは
- 周波数帯名称
- 電磁波の発生方法
- 電磁波のセンシング方法
- 電磁波吸収体
- 定義
- 原理 (吸収メカニズム)
- 種類 (形態等)
- 電磁波吸収帯材料の電気磁気的な性質
- 導電率,複素誘電率,複素透磁率
- 電磁波の反射・透過のメカニズム
- 電磁波吸収体の設計指針
- 設計指針
- 材料選択
- 形状選択
ギガヘルツ帯・自動車向けの電波吸収体の材料設計の基本
(2015年9月7日 12:45〜14:15)
電波吸収体及び、電波抑制体 (電磁波シ-ルド) は今までTVゴ-スト (～800KHz) 、船舶レ-ダの橋体による偽像 (700MHz～26GHz) 、無線LAN (2～60GHz) 、携帯電話 (800MHz～2GHz) 、blue tooth (2.4GHz) ,電力線通信 (26GHz) , 自動改札システム (13.56MHz) 等に使用されてきた。近年実用化されたETC (Electronic toll collection) に見られるように安全・安心の実現の基にITS (Intelligent Transport systems, 高度道路交通システム、～76GHz) が進んでいる。『自動車電波相互干渉対策に向けたノイズ対策技術』に関連した電波吸収体・ノイズ抑制体の電波抑制体設計法・作成例を中心に述べる。
- 電波吸収体の応用例
- TVゴーストとはなに? レーダ偽像とはなに?
- 高性能アンテナに使用される電波吸収体とはなに?
- 電子レンジのどこに電波吸収体が使われているの?
- 高速道路のETC (高速道路料金自動課金システム) とは?
- 無線LANとは? ITS、衝突防止機構とは?電力線通信 (PLC) とは?
- ノイズ対策にどのように電波吸収体が使われるのか?
- 携帯電話のどこに電波吸収体が使われるの?
- 電波吸収とは
- 空間をどのように電波は伝播する?
- 界面で電波はどのように反射する?TE波、TM波、円偏波の場合
- 電波が物質に入射するときの反射、吸収、透過は?
- 材料は電波をどのようにして吸収する?
- 電波吸収と電波シ-ルドの違いは? 傾斜型 (誘電体) 電波吸収体とは?
- 導電性電波吸収体とは?
- 空間で使用する電波吸収体 (一例でETC用) の設計とは?
- 材料定数をどのようにして測るの? 同軸導波管法 (400MHz～23GHz) を例にして
- 同軸導波管法の基準測定が重要、空気をどの様にして測るの?
- 空洞共振器法とは? 空間法 (～110GHz) による材料定数の測定とは?
- ゴム (EPDM) と磁性 (鉄粉) ・誘電性 (酸化チタン) 複合体はいかに作るの?
- EPDM/ (鉄粉) (酸化チタン) 複合体の1GHz～18GHzの複素透磁率・複素誘電率はいかなる値?
(この値によって電波吸収特性の全てが決まる)
- ETC (5.8GHz) 使用のゴム・磁性/誘電性複合体の試料厚みはいくら?
- 自由空間による電波吸収特性 (反射損失、中心周波数) はいかに測るの?
- ゴム試料の試料方向による電波吸収特性は違うの?自由空間TE波斜入射特性とは?
- 自由空間TM波斜入射特性とは?
- 自由空間円偏波斜入射特性とは?
- 短冊状構造でETC電波吸収体ができるの?
- フェライト添加アクリル、カーボン添加エポキシでもETC電波吸収体ができる?
- 車のノイズ抑制とは?
- 車のノイズの種類は?
- ノイズのノイズ抑制方法?
- 車のノイズ抑制の現状?
磁波吸収・遮蔽材の設計と評価法
(2015年9月7日 14:30〜16:00)
- 電磁波の基礎知識
- 電磁波ノイズの定義
- 導電性・磁性・誘電率を利用した電磁波吸収の原理
- メタマテリアルと電磁波吸収
- メタマテリアルの原理
- メタマテリアルの電磁波機器への応用可能性
- ノイズ発生・伝達と防止
- ノイズ発生源
- 伝達経路
- ノイズ防止
- ノイズ対策のコツ
- 磁性シートのノイズ対策シート作製
- 導電シートのノイズ対策シート作製
- 新カーボン材料を用いた 機能層30ミクロン厚さ以下のノイズ対策シート作製
- 電磁波吸収の評価法
- 電磁波吸収の評価法の種類とコツ
- 電磁波吸収材料選定の基準とコツ
- ノイズ抑制材料の事業化事例紹介
- ビジネスモデルの構築
- 事業化事例