ぬれ性を親水性-疎水性へと変化させた固体表面や、濃度勾配/温度勾配で生じる表面張力差流れを利用することで、微小液滴を任意の方向、場所へ移動させる技術が開発されています。
- ぬれ性 (ぬれ広がり・はじき現象) と表面張力の基礎
- 接触角と表面張力の定義と特徴
- 表面自由エネルギーとぬれ性
- 表面張力差の発生要因とマランゴニ効果
- 表面張力とぬれ性・ぬれ広がり現象の関係
- ぬれ・表面張力の測定方法
- 接触角測定法
- 表面張力測定法 (Wilhelmy法、ペンダントドロップ法、滴重法、最大泡圧法)
- ぬれ性に影響する諸因子
- 表面官能基とぬれ性の関係
- 表面ラフネスとぬれ性の関係
- ぬれのヒステリシス (前進/後退接触角) と液滴移動
- ぬれ性・表面張力制御方法
- 化学的表面改質 (シランカップリング処理とチオール処理)
- 表面ラフネスによるぬれ性制御 (Wenzel表面、フラクタル表面、Cassie-Baxter表面)
- 表面へのぬれ性パターン付与方法
- エレクトロウェッティング/ディウェッチング
- ぬれ性/表面張力勾配による流体制御技術の工業的応用例
- 化学的表面改質を利用したぬれ性勾配表面 (Chemical gradient surface) を利用する流体制御技術
- 温度駆動型ぬれ性制御を利用する流体制御技術
- 光駆動型ぬれ性制御を利用する流体制御技術
- エレクトロウェッティング/ディウェッチングを利用する流体制御技術
- マランゴニ効果を利用する流体制御技術
- ぬれ性/表面張力差を利用する伝熱促進技術