日本の製造業がおかれている環境変化のなかで、勝ち抜き成長するために研究・開発をベースにした新商品開発や新事業開発 が不可欠です。しかしながら、従来の多くの研究開発やプロジェクトのマネジメントにおいては、儲かる新事業・新商品を明確なター ゲットとする研究開発テーマの選定と評価手法をとっていないことが多いため、現在の経営側のニーズに対応していないといえます。 ここでは、数多くの企業で研究開発から新事業を実践してきた講師の体験や各社のコンサルテングを通じて得た、イノベーションを 伴うテーマにおけるリスクマネジメントの実際として研究開発テーマの選定から事業化への評価・採否判断の実践的活用のポイント をわかりやすく説明します。
- 研究開発と経営における事業環境の変化
- 日本におけるものづくりの経営環境と価値構造の変化
- 研究開発部門の企業内での立場変化と対応案とプロセス
- 研究・開発から事業化・産業化へのステージの障壁
- 技術と市場から将来の事業化テーマの設定
- 事業構想とロードマップの必要性と意味
- 技術コアと市場可能性マップからテーマの抽出
- 研究開発テーマの選び方と付加価値をとる開発テーマとは何か
- 開発テーマを顧客価値視点で絞り込む
- 技術シーズとマーケットニーズの会話と作業
- 潜在ニーズとハイテク製品のマーケティング
- 実際の顧客価値視点で絞り込むプロセス
- 研究開発成果とテーマの事業性評価の可視化と実践
- 新事業のための研究開発テーマの絞込み方法
- 事業進捗度とマーケット成熟度で事業性を評価する
- 事業化戦略マップ (TIG法) の実践事例紹介
- 未来を先取りしたリスクマネジメントを実践するために
- 新規事業と研究開発の領域とリスク
- リスク管理とリスクヘッジ
- フィードフォワード法により洞察力を磨く