M2M/IoTビジネス実践講座は、これからM2M/IoTビジネスを始めることをお考えの企業経営者・企画担当者・開発担当者・プロジェクトリーダーの方向けに、「初めてのM2M/IoTビジネスのチャレンジ」であっても、スムーズに立ち上げができることを目的としたトータル支援セミナーです。企画からサービス開始までの全課題を網羅し、各々のフェーズでの検討ポイントと解決への道筋を明らかにします。
本講座で皆様にお伝えするノウハウは、MCPCがこれまでに集積した30事例にも及ぶM2Mの導入・運営事例を基盤にしています。
本講座の開設にあたり改めて一つ一つのビジネスモデルを分析、体系化を行いました。そこから見えてきた「M2M/IoTビジネス」のサービスの作り方、収益の生み出し方のノウハウは、皆様の計画を一歩前に進めるうえで必ずやお役に立つものと考えます。
本講座は、ビジネスモデル編・業務マネジメント編・開発実習編の3篇で構成、M2M/IoTビジネス実現のあらゆるフェーズにお応えします。
サービス開始後に思わぬトラブルが!
開発段階で対処できる「トラブル防止のポイント」を修得します。
M2M/IoT機器のハードウェアおよびソフトウェアを開発には、これまで技術者が得意としてきた業界特有の専門ノウハウをベースに、無線通信や通信モジュールの組込み実装技術を習得し、開発する必要があります。技術者にとって無線通信の実装が初めての場合、通信が常に安定しているという前提で開発してしまうことがよくあり、これによりトラブルが発生することがあります。
特に開発時、製造時点では、制限された評価環境で試験するため問題に気付かずに市場に投入し、運用開始してからトラブルが発生したような場合には、問題が長期化し、さらに改修のためのコストも増大し、ユーザ、事業主体者双方の被害は甚大となります。
これらを未然に防ぐことを目的とし、無線通信機能を実装する上で、陥りがちなトラブルを、事例を交えて紹介し回避策についても説明します。
短期間で早くM2M機器のプロトタイプを開発しよう!
本開発前の動作確認、マーケティングやデモンストレーションで使えます。
一般的にM2M/IoT機器やシステムを一から開発するには、開発コストが相当数かかります。一方プロトタイプの開発はあまりお金を掛けられないケースが多いため、M2M/IoT機器やサーバの開発工数を軽減する手法について実習を交えながら紹介します。
実習では、コンピューターの教育機材としてよく用いられるRaspberry Piへ幾つかのセンサー機器を接続し、Pythonという言語を用いたアプリケーションでデータの収集や可視化、リモートからの制御処理を体験いただきます。
アプリケーション処理の大半はM2Mプラットフォームソフトウェアで行うため、簡易にプログラミングやカスタマイズいただけます。またMQTTという軽量プロトコルを用いたリアルタイム性の高いデモシステムもご用意しております。
これをご覧になればM2M/IoTの大きな可能性を感じていただけるのではないでしょうか。
なお実習は、技術者でないため概要だけを知りたい受講者向けの「デモ体験コース」、開発方法の詳細を学びたい受講者向けの「設計者コース」のどちらかをご指定いただきます。実習で使用した機材の一部はお持ち帰りできます (一部機材はオプションで割引販売致します) 。
【デモ体験コース】
インターネットにアクセスできるスマホやタブレットをご持参いただけますとより理解が深まります。スキルセットの指定はありません。
通常受講料 : 84,820円(税込) → 割引受講料 73,440円(税込)
通常受講料 : 78,538円(税別) → 割引受講料 68,000円(税別)