IoT時代が到来するタイミングで、米国ではテレビが地上波やCATVからWebTV (OTTテレビサービス) へと移行が始まっている。また2015年6月、挫折したコムキャストとタイムワーナーの合併劇に邪魔され続けたアップルテレビの本格版がいよいよ発表される運びとなった。その背景にはYouTube視聴に代表されるテレビを一切見ないコードネバー層の台頭がある。 また国内では、NHKのインターネットライブ放送開始とネットフリックスの2015年秋上陸の中、国内でもニコニコ動画を超えたネット動画の新らしい動きが出てきている。 本講演は、米国におけるコードネバー層の台頭、テレビのWebTVへの移行とアップルテレビの発表などを同じ文脈で把握し、国内の状況にも言及する。