著作権「契約書」のチェックポイントと法律実務

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本セミナーは『著作権「契約書」のチェックポイントと法律実務』のセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 64,800円(税込) → 割引受講料 50,000円(税込)
通常受講料 : 60,000円(税別) → 割引受講料 46,297円(税別)

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プログラム

2015年6月25日「著作権「契約書」のチェックポイントと法律実務 (コンテンツ『利用』に関する契約編)」

「相手方から契約書が提示されたが、どこをチェックしていいか分からないのでそのまま受け入れた」、「とりあえず手元にある既存の契約書をそのまま使いまわした」・・・。
映像・放送・音楽・ゲーム・キャラクター・出版などのコンテンツビジネスや、アプリビジネスを展開するためには、「著作権」に関する契約書の作成・チェックは不可欠ですが、漫然と先方提示の契約書や既存の契約書をそのまま利用することも多いようです。しかし、それでは場合によってはトンデモないリスクを抱えたままビジネスを行うことを意味します。
そうした背景には、コンテンツビジネスの契約書の作成・チェックには、著作権に関する一定の知識が必要となるため、どこに注意したらよいのか分からないという点に加えて、これらの契約書は「売買契約書」のように広く一般に流布しているものではないため、手元の契約書を安易に流用する傾向があることもその原因と思われます。
しかしながら、そもそも契約書は、契約当事者が自らの利益を最大化させ、リスクを最小化させるために、相手方とビジネス上の利害を衝突させてせめぎ合う場であって、どちらの立場に立つかによって契約書は全く違ったものにみえるものです。
そこで、本セミナーでは、日頃からコンテンツビジネスに関する契約実務に従事している弁護士が、著作権契約書をめぐる基礎知識について解説するとともに、既存のコンテンツを「利用」する場面の契約書として、「権利譲渡契約」「ライセンス契約」「商品化ライセンス契約」「原作利用契約」をとりあげて、どのような観点から契約書を修正・チェックするのかについて、チェックリストを活用しつつ具体的に解説いたします。

  1. コンテンツビジネスと「著作権」契約書実務
    1. 「権利処理」を検討すべき著作権法上の権利/ 「著作権契約書」作成のための思考順序
    2. どうして「契約書」をつくるのか?/ 民法・商法・著作権法との関係
    3. リスクの最小化、利益の最大化
  2. 権利譲渡契約のチェックポイント
    1. 権利譲渡契約をイメージする ~買取型と管理型
    2. 権利譲渡契約の骨組みとチェックポイント
    3. トラブルと対応策/ 譲受人・譲渡人サイドからの具体的留意点
  3. ライセンス契約のチェックポイント
    1. ライセンス型契約をイメージする ~映像・音楽・イラスト・アプリなどを複製して 販売したり、配信したりする etc.
    2. ライセンス型契約の骨組みとチェックポイント
    3. トラブルと対応策/ ライセンサー・ライセンシーサイドからの具体的留意点
    4. 出版権設定契約とは?/電子出版の場合
  4. 商品化ライセンス契約のチェックポイント
    1. 商品化ライセンス契約をイメージする ~キャラクターをプリントしたTシャツを製作・販売する etc.
    2. 商品化ライセンス契約の骨組みとチェックポイント
    3. トラブルと対応策/ ライセンサー・ライセンシーサイドからの具体的留意点
  5. 原作利用契約のチェックポイント
    1. 原作利用契約をイメージする ~小説を映画化する、マンガをゲーム化する、 ゲームをアニメ化する etc.
    2. 原作利用契約の骨組みとチェックポイント
    3. トラブルと対応策/ 原作者・ライセンシーサイドからの具体的留意点
  6. 質疑応答/名刺交換

2015年7月24日「著作権「契約書」のチェックポイントと法律実務 (コンテンツ『制作・開発』に関する契約編)」

「相手方から契約書が提示されたが、どこをチェックしていいか分からないのでそのまま受け入れた」、「とりあえず手元にある既存の契約書をそのまま使いまわした」・・・。
映像・放送・音楽・ゲーム・キャラクター・出版などのコンテンツビジネスや、アプリビジネスを展開するためには、「著作権」に関する契約書の作成・チェックは不可欠ですが、漫然と先方提示の契約書や既存の契約書をそのまま利用することも多いようです。しかし、それでは場合によってはトンデモないリスクを抱えたままビジネスを行うことを意味します。
そうした背景には、コンテンツビジネスの契約書の作成・チェックには、著作権に関する一定の知識が必要となるため、どこに注意したらよいのか分からないという点に加えて、これらの契約書は「売買契約書」のように広く一般に流布しているものではないため、手元の契約書を安易に流用する傾向があることもその原因と思われます。
しかしながら、そもそも契約書は、契約当事者が自らの利益を最大化させ、リスクを最小化させるために、相手方とビジネス上の利害を衝突させてせめぎ合う場であって、どちらの立場に立つかによって契約書は全く違ったものにみえるものです。
そこで、本セミナーでは、日頃からコンテンツビジネス関する契約実務に従事している弁護士が、著作権契約書をめぐる基礎知識について解説するとともに、コンテンツを新たに「制作・開発」する場面の契約書として、「制作委託契約」「開発委託契約」「出演契約」「製作委員会契約」をとりあげて、どのような観点から契約書を修正・チェックするのかについて、チェックリストを活用しつつ具体的に解説いたします。

  1. コンテンツビジネスと「著作権」契約書実務
    1. 「権利処理」を検討すべき著作権法上の権利/ 「著作権契約書」作成のための思考順序
    2. どうして「契約書」をつくるのか?/ 民法・商法・著作権法との関係
    3. リスクの最小化、利益の最大化
  2. 制作委託契約のチェックポイント
    1. 制作委託契約をイメージする ~映像作品、キャラクター等の制作を、 制作プロダクション等に委託する etc.
    2. 制作委託契約の骨組みとチェックポイント
    3. トラブルと対応策/ 委託者サイド・受託者サイドからの具体的留意点
  3. 開発委託契約のチェックポイント
    1. 開発委託契約をイメージする ~ゲーム、アプリ、ソフトウェア等の開発を委託する etc.
    2. 開発委託契約の骨組みとチェックポイント
    3. トラブルと対応策/ 委託者サイド・受託者サイドからの具体的留意点
  4. 出演契約のチェックポイント
    1. 出演託契約をイメージする ~映像作品、放送番組、CM、コンサートへの出演を委託する etc.
    2. 出演契約の骨組みとチェックポイント
    3. トラブルと対応策/ 出演委託サイド・出演者サイドからの具体的留意点
  5. 製作委員会契約のチェックポイント
    1. 製作委員会契約をイメージする ~劇場用映画やアニメの製作・利用のために 製作委員会をつくる etc.
    2. 製作委員会契約の骨組みとチェックポイント
    3. トラブルと対応策/幹事会社、窓口権者等の留意点
  6. 質疑応答/名刺交換

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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