高齢者の不便さ・ニーズの発掘と製品開発への活用

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、高齢者の不便さ・ニーズの発掘と製品開発への活用について詳解いたします。

日時

中止

プログラム

【1】高齢者市場の現状とニーズをとらえた開拓視点の持ち方

(2015年8月4日 12:30〜14:30)

 日本社会は少子高齢化が進み、人口減少局面を迎えるなかで、市場の縮小が不安視されています。  しかし、恐れる必要はありません。日本は長寿大国・高齢化最先進国のフロントランナーとしてのイニシャチブがあり、経済成長のポテンシャルは極めて大きいのです。成長の鍵は、高齢者市場のさらなる開拓です。ポイントは「豊かな長寿を支える商品サービス開発」です。  本セミナーでは、超高齢化する未来社会の変化を展望するなかで、現在の高齢者市場の動向を概観し、高齢者が求める商品サービスニーズ (豊かな長寿を支える商品サービス) についてお話させていただきます。

  1. 超高齢未来の展望~課題と可能性
    1. 人口構成、世帯の変化
    2. 地域別の変化
    3. 課題と可能性
  2. 高齢者市場の現状
    1. 高齢者市場の規模、捉え方
    2. 高齢者市場開拓に向けた基本的考え方
    3. 高齢者市場開拓に向けた企業の取組状況 (シニアシフトの事例他)
  3. 高齢者の実態とニーズ
    1. 高齢者の実態 (健康、お金、社会参加の実状)
    2. 後期高齢者のQOL調査と困りごと
    3. 長寿時代のサクセスフル・エイジングと高齢者ニーズの塊
  4. 高齢者市場開拓の視点
    1. 豊かな長寿を支える商品サービスとは
    2. 開拓に向けたアプローチ方法
    3. シルバーイノベーション (高齢化課題解決による市場創造) のポイント

【2】生活者調査から見る高齢者の“不便さ”と本音

(2015年8月4日 14:45〜16:45)

 高齢者を考えるときに、虚弱で支援の必要な方をイメージしたり、逆にリッチでアクティブなシニアをイメージしたり、極端な姿を思い浮かべてはいないでしょうか?実際の姿はどうなんでしょう?  この講座では、マーケティング・リサーチの結果から見えてきた、高齢者の方々の不安、不便、楽しみ、などをご紹介していきます。科学的、客観的にどうなのか、といった視点ではなく、高齢者ご自身が健康や衰えをどうとらえているのか、日々の生活をどうとらえているのか、といった生活者の主観を軸に考えてみたいと思います。

  1. 高齢者の生活実態 ~後期高齢者調査を中心に~
  2. 高齢者の不安
  3. 生活満足度
    1. 重視度と満足度との関係
    2. 生活総合満足度
    3. 生活に対するイメージ
  4. 健康状態
    1. 主観的健康度
    2. 衰えを感じる機能
  5. 生活における困りごと
  6. “不便”“不安”“不満”へのアプローチ
  7. 人生90年時代を考える

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
株式会社 技術情報協会の地図

受講料

複数名同時受講割引について