赤外・紫外線遮蔽材料の特性、応用と遮熱効果の試算、評価方法

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会場 開催

本セミナーでは、赤外・紫外線遮蔽材料の特性、応用と遮熱効果の試算、評価方法について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 酸化亜鉛配合による透明樹脂への赤外線遮蔽性付与技術、フィルムへの応用

(2015年8月5日 13:00〜14:30)

亜鉛資源の最新動向から酸化亜鉛の工業的製法・物性・応用に至るまで、酸化亜鉛のすべてを平易に解説します。特に、機能材料として導電性と光学的性質の関係、赤外・紫外線遮蔽についての仕組みを説明し、応用へのヒントを提供します。ナノ粒子の分散と課題についても触れます。

  1. 酸化亜鉛の概要
    1. 亜鉛資源の動向
    2. 酸化亜鉛の工業的製法
    3. 酸化亜鉛の種類・品質
    4. 酸化亜鉛の結晶構造
    5. 酸化亜鉛の一般物性
  2. 導電性酸化亜鉛
    1. 粉体の導電性とは・・・パーコレーション
    2. 導電性酸化亜鉛の特徴
    3. 格子欠陥と導電性
    4. 導電性と分光反射率
  3. 酸化亜鉛系ナノ粒子を用いた赤外・紫外線遮蔽材料への応用
    1. 半導体による光の吸収
    2. 粉体粒子による光散乱
    3. 酸化亜鉛系ナノ粒子の形状
    4. 酸化亜鉛系ナノ粒子の分散
    5. 酸化亜鉛系ナノ粒子の塗膜
    6. 物理製膜による赤外遮蔽

第2部 窓用遮熱フィルムの省エネルギー、室内温熱環境改善効果とその評価

(2015年8月5日 14:40〜16:10)

建物のエネルギー消費を減らすためには窓からの熱負荷を低減させることは非常に重要である。そのために様々な手法が開発、実用化されているが、遮熱フィルムは既存の建物にも適用できる手法としての重要性が高い。
本講座では窓用遮熱フィルムの最先端の技術動向と遮熱フィルムを建物に使用する際の効果の考え方および留意点について解説する。
メーカーの研究・開発・製造に携わる方々には、建築分野で遮熱フィルムを使用する際に、建築分野の技術者がどのようなことを考えるのかを知る良い機会となる。
建築分野の方々には技術的な情報を得て、効果的に遮熱フィルムを採用するための基本的な考え方、各種効果の試算方法を確認する良い機会となる。

  1. 遮熱フィルムに期待される効果と留意点
    1. 建築分野での窓に対する考え方
    2. 遮熱フィルムに期待される効果
    3. 留意点
  2. 遮熱フィルムによる室内温熱環境改善効果
    1. 室内温熱環境の考え方
    2. 室内温熱環境の評価法
    3. 評価事例
  3. 遮熱フィルムによる省エネルギー効果
    1. 冷暖房用エネルギー消費の考え方
    2. 省エネルギー効果の評価法
    3. 評価事例

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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