本セミナーでは、自動車向けワイヤレス給電の電力伝送効率向上と走行中給電技術について詳解いたします。
(2015年7月22日 10:00〜11:20)
電子機器や家電製品を非接触で給電する非接触給装置が一部で実用化される中、プラグインハイブリッド自動車 (PHEV) や電気自動車 (EV) の充電操作の煩わしさを解消する自動車用非接触給電技術の実用化に向けた開発が国内外で活発化しています。東日本震災及び原子力発電事故後は、PHEVやEVに蓄えられた電気エネルギーを住宅等での使用を可能とする双方向非接触給電技術への関心も高まっています。
将来的には、現行EVの課題 (走行距離が短い、充電時間が長い、車両価格が高い) を根本的に解決する手段として、道路に敷設した給電コイルから走行中の自動車に給電する走行中非接触給電システムへの期待が高まってきている。
本セミナーでは、こうした自動車用を中心に、非接触給電技術の基礎、設計のポイント及び将来に向けた走行中非接触給電技術等最新技術を紹介する。また、実用化に向けて必要となる周辺技術及び国際標準化について、長年、第一線で開発に携わってきた講師がわかりやすく、かつ詳細に解説致します。
(2015年7月22日 11:30〜12:40)
電気自動車向け非接触給電システム技術は、装置単体の評価から、車載、実証評価の段階に移行している。本講座では、電気自動車普及の可能性を有するワイヤレス給電システムの原理、構成、特性について、インフラ設備メーカの視点から説明するとともに、全体的な開発状況について説明する。
(2015年7月22日 13:20〜14:40)
EV、PHEV、家電機器等に無線で電気エネルギーを送るワイヤレス電力伝送 (WPT) が注目されている。ブロードバンド・ワイヤレス・フォーラムでは、2012年から、WPT技術の研究、制度化支援、標準化等を進めてきおり、本稿では、総務省のWPT作業班や国際電気通信連合でのEVのための周波数獲得に向けた取り組み状況を解説する。
(2015年7月22日 14:50〜16:10)