光ファイバの低損失化・曲げ特性向上

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本セミナーでは、光ファイバの低損失化・曲げ特性向上について詳解いたします。

日時

中止

プログラム

1. 高屈曲光ファイバ心線の曲げ特性

(2015年7月23日 13:00〜14:30)

機器装置内および装置間において、電気伝送方式にかわる方式として、光インターコネクション (IC) 技術が適用されつつある。機器装置内では、小径曲げで配線される場合 (静的曲げ) や、繰り返し曲げ (動的曲げ) で配線する要求がある。ここでは、光IC用高屈曲光ファイバ心線の概要および諸特性について紹介する。

  1. 背景と目的
  2. 光インターコネクション用高屈曲光ファイバ心線の構造
  3. 高屈曲光ファイバ心線の諸特性
    1. 静的および動的曲げ特性
    2. 機械的特性および信頼性特性
  4. 高屈曲光ファイバ心線の応用事例
  5. まとめと今後の展望

2. 超低損失光ファイバの開発

(2015年7月23日 14:45〜16:15)

光ファイバは、今では幹線通信網ならず、各家庭の近くまで配備されつつあり、通信媒体として必要不可欠なものです。1970年頃から実用化が始まりましたが、伝送損失の低減と大容量通信の技術が開発上特に重要でした。企業在籍時に、ガラスの伝送損失を極限にまで低減した超低損失光ファイバの試作に成功し0.151dB/km、400km無中継通信の展望を開きました。その後0.1484dB/kmまで世界記録を更新し、今日まで至っております。

  1. 光ファイバの構造
  2. 光ファイバの導波原理
  3. カーボンコート光ファイバにおけるカーボン膜の構造
  4. 長距離通信用の石英光ファイバ
  5. 世界一低損失な光ファイバの損失波長特性

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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