残念なことですが、現状においてゴム配合技術に関して学ぶ機会は激減しています。ゴムに関する技術情報も、不正確で断片的な内容の類が増殖しています。また、日本で行われていたゴム製品の製造は、東南アジアへと製造重心を移しつつあります。このように、配合技術向上を志す技術者にとっては、まさに逆風の時代といえます。
- 初心に返ってじっくり学ぶ 配合設計の基本技術
- 配合の第一歩、ポリマー選択に欠かせない視点
- ポリマーブレンドを “相性” の観点で考える
- ステアリン酸を配合する意味を改めて問う
- フッ素とシリコーンを自在に操るための基礎情報
- 知らない会社が意外に多い 包括的な複合技術
- コンパウンド養生技術の効果
- 加工性向上のための油脂類の添加技術
- 環境水分の影響と阻止のための論点
- 業界定番 “難関配合課題” 着眼点と材料技術
- カレンダー配合 : ミクロン膜厚制御+高速加工
- 発泡配合 : 発泡倍率制御と物性制御の両立
- 高耐候性明色配合 : 完全非汚染性と顔料配合術
- カーボンブラック配合 : [伸び]を下げずに [引張強さ]を上げる
- ゴム配合を科学する ~ 勘と経験からの脱却 ~
- 量子論を通して配合設計を論ずる
- 分子量および溶解度指数とゴム物性の関連
- 老化メカニズム vs. 抗老化理論