カーボンナノチューブの大規模産業化に向けたカウントダウン

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会場 開催

本セミナーでは、CNTの技術的な内容に加え、エレクトロニクス産業のように、大量普及時代で市場撤退に追い込まれることなく、日本に根づく産業にするために何をすべきかについて詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

日本はカーボンナノチューブの研究では先鞭をつけてきた。CNTを利用した大きな産業を形成する基盤技術が整い、今後大きな産業を形成する段階になっている。

  1. カーボンナノチューブの製法歴史
    • 1991年の飯島先生の発見より、10数年前から既に日本ではCNTの研究がスタートしており、CVD法がほぼ確立されていた。現在までのカーボンナノチューブの歴史について紹介する。
    • キーワード: CVD法 , アーク放電法 , スーパーグロース法
  2. 単層カーボンナノチューブの性質と応用及びその量産技術
    • カーボンナノチューブスーパーキャパシタの開発 (NEDOプロジェクト) やカーボンナノチューブの技術研究組合 (TASC) の成果を中心に、カーボンナノチューブの性質や用途展開の可能性を述べる。
      1. スーパーグロース法による単層CNT法の特長
      2. カーボンナノチューブキャパシタプロジェクト (NEDOプロジェクト) の成果
      3. 単層カーボンナノチューブの技術研究組合の成果
      4. 単層カーボンナノチューブの実証プラントによる生産と市場開拓
      5. キーワード : 単層CNT , SGCNT , 低コスト , 量産技術 , 複合材料技術 , ゴム , ポリマー , 分散 , 評価技術
        SGCNT/ポリマー複合材料 , SGCNT/金属複合材料 , SGCNT/Cu複合材電極 , 導電性 , 熱伝導率, 高導電ゴム , 導電性樹脂 , 高性能キャパシタ
  3. カーボンナノチューブの安全性について
    • カーボンナノチューブの安全性についての最新情報を述べる。
  4. カーボンナノチューブの今後のイノベーション
    • カーボンナノチューブを日本の大きな産業にするために、エレクトロニクス産業の轍を踏まない事が重要であり、その分析と今後の戦略について述べる。

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

受講料

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