本セミナーでは、液相プロセスによる量子ドットの作製と粒経制御技術について詳解いたします。
(2015年7月9日 13:00〜14:30)
本講座では、量子ドット (半導体ナノクリスタル) がエキシトンボーア半径よりも小さくなると、バンドギャップが広がる量子サイズ効果を示し、発光する波長が短波長側へシフトする特性について紹介します。つぎに、このような量子ドット蛍光体を作製する液相合成法 (表面修飾剤共存下での沈殿法・逆ミセル法・ホットインジェクション法・ノンホットインジェクション法・ポリオール法・ソルボサーマル法) について概説します。
(2015年7月9日 14:45〜16:15)
半導体量子ドットは有機ELの発光層材料やバイオイメージング用途での実用化が期待される新しい発光材料です。特に半導体量子ドットはその粒子径で発光波長が変化するために、その制御性が応用面では重要となってくる。本講演では、環境負荷が少ないCdフリーの半導体量子ドットの合成技術やソルボサーマル法やホットソープ法を用いた粒径制御技術を紹介する。