風力発電システムの事業動向と経済性、市場参入におけるビジネス戦略

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本セミナーでは、「国内外の事業動向・政策・需給状況」、「系統連系の課題と対策」、「ビジネス戦略と経済性」の3部構成で風力発電産業の実情を解説いたします。

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プログラム

第1部 世界・日本・アジア諸国における風力発電事業動向と政策・需給状況 (10:30~12:00)

 地球温暖化防止の強力な手段として、風力発電が世界的に急伸長しており、これまで10年以上にわたって年率25%以上の伸びを示している。2010年現在、世界の風力発電の総設備容量は1億7千万kWを超えている。特に、オバマ大統領のグリーンニューディール政策施行後の米国、アジアの経済発展を続ける中国およびインドの急進展状況には目を見張るものがあり、さらに2008年以降グリーンエネルギー立国を標榜し、風力発電をはじめとする再生可能エネルギー産業を加速しつつある隣国韓国の動きも注目される。  本セミナーでは、世界各国の風力発電産業と風力発電事業の動向を明らかにすると共に、わが国の固定価格買取り制度施行後の風力発電事業の将来展望や洋上風力発電などの動き、さらには風力発電産業の現状と今後の展望について解説する。

  1. 地球環境問題の現状
  2. 低炭素化社会の実現には?
    1. 再生可能エネルギー
    2. 原子力発電
  3. 風力発電の歴史
  4. デンマークの風車産業の成立
  5. 風力発電の最新動向
    1. 世界の最新動向
    2. 日本の最新動向
    3. 中国の最新動向
    4. インドの最新動向
    5. 韓国の最新動向
  6. グリーンニューディールと風力発電
  7. 風力発電と国内産業
  8. 風力発電の技術とコスト
  9. 風車の大型化
  10. 洋上風力発電
  11. 小型風力発電の状況
  12. 風力発電の国際標準化について
  13. 21世紀の風力発電と将来展望
  14. 足利工業大学の取り組み
  15. 将来に向けて

第2部 風力発電における系統連系課題と対策 (12:45~14:15)

  1. 各国の電力系統との連系状況・条件
  2. 国内風力の賦存量とポテンシャル
  3. 日本の政策動向
    • FIT
    • 規制緩和
    • 中長期導入目標
  4. 周波数変動と電圧変動 (電力会社が風力事業者へ設備要求する根拠)
  5. その他 (主に電気制御系、電力系統関係)

第3部 風力発電への参入におけるビジネス戦略と経済性 (14:30~16:00)

 風力発電関連産業への参入にあたって最初に検討が必要な事項を解説する。  まず、主要な市場の成立要因と動向を概観する。次に、どのような業種の企業が参入しているか例を挙げる。風力発電事業の経済性については、費用・収益構造を説明し、続いて事業リスクと代表的なビジネスモデルを紹介する。  そして、発電事業と風車製造の両方の観点から重要な風車設計ガイドラインについて解説する。  最後に、最近の世界動向を分かりやすく把握するために、風車メーカーの動向を見てみる。

  1. ターゲット市場
    • 北米
    • 欧州
    • 中国
    • インド
    • 新興市場
  2. 参入業種
    • 事業家
    • 投資
    • 融資
    • 運転保守管理
    • 風車製造
    • コンポーネント製造
    • 素材供給
    • 工事 等
  3. 費用・収益構造
  4. 事業リスクとビジネスモデル
  5. 風車設計ガイドライン
  6. 風車メーカー動向

会場

連合会館
101-0062 東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
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