触り心地の定量評価と製品開発への応用

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、触り心地の定量評価と製品開発への応用について詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

日本語オノマトペを利用した触質感の官能評価

(2015年7月7日 10:00〜11:20)

  1. はじめに
  2. オノマトペの音韻と材質感・感性との結びつき
  3. オノマトペの音象徴性による感性評価システム
    1. 「べとべと」の出力結果
    2. 「さらさら」の出力結果
    3. 「かさかさ」の出力結果
    4. 「ふわふわ」の出力結果
    5. 「もふもふ」の出力結果
  4. オノマトペを用いた官能評価手法による製品開発支援に向けて
  5. おわりに

物理量から具体的触感,抽象的触感の推定~「ざらざら/ふわふわ」から「好き嫌い」まで~

(2015年7月7日 11:30〜12:50)

 触感は我々が外界を認識する際に重要な役割を果たすが,視覚や聴覚に比べて定量化が難しい.本講演では触感を表す様々な形容詞を階層的に捉えることによって,物体表面の物理量からヒトが感じる触感を推定する手法を解説する.

  1. 触感とは?
    1. 触覚と触感の違い
    2. 触感の重要性と難しさ
  2. 触感知覚のメカニズム
    1. 皮膚の構造と機械受容器
    2. 触感を表す形容詞と分類
  3. 官能評価と触知覚構造
    1. 官能評価実験の方法
    2. 因子分析による触感因子の抽出とその関係の定式化
  4. 触感に関係する物理量
    1. 物理量の測定方法
    2. 機械受容器の特性を考慮したデータ処理
  5. 触感の推定式と検証
    1. 物理量と触感因子の関係式
    2. 触感推定結果と検証
  6. まとめ

表面形状や弾力性と「好ましさ」との関係

(2015年7月7日 13:40〜15:00)

  1. はじめに
  2. マイクロスコープを用いた表面微細形状の観察
  3. SD法による感性アンケート
  4. 表面微細形状とその触り心地の関係についての考察
  5. 「高級感」と表面微細形状の関係について
  6. 「上品さ」と表面微細形状の関係について
  7. 「しっとり」と表面微細形状の関係について
  8. 「さらさら」と表面微細形状の関係について
  9. 「マットな」と表面微細形状の関係について
  10. まとめと今後の展開について

「さらさら」「なめらか」などの触感評価

(2015年7月7日 15:10〜16:30)

  1. はじめに
  2. 触運動と触覚感覚受容器 (人間の中のセンサ)
  3. センサシステムおよび信号処理方法
  4. 計測結果の例
    1. 布の触覚感性計測
    2. 毛髪触感計測
  5. おわりに

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
株式会社 技術情報協会の地図

受講料

複数名同時受講割引について