樹脂-金属の接着メカニズムと密着性確保のポイント
(2015年7月8日 10:30〜12:30)
- 界面の密着強度を高める材料設計とは
- 材料設計における高効率化の課題
- 樹脂との密着強度に優れた金属を設計する解析モデル
- 密着強度の計算手法
- 金属/金属界面の密着強度
- 金属/酸化物界面の密着強度
- 樹脂/金属界面の密着強度
- 界面のマイグレーションによるボイドと剥離の評価
- 界面の相互拡散による化合物層形成の評価
繊維複合材料/金属の一体成形技術と接合強度の向上、評価
(2015年7月8日 13:15〜14:45)
繊維複合材料/金属ハイブリッド構造は剛性向上と軽量化を同時に実現するための方法であり,船舶,橋梁,自動車構造において広く採用されている。繊維複合材料の性質上,継手の少ない構造が望ましいが,ハイブリッド構造では,異種の材料または部材の接合が必要不可欠であり,ハイブリッド構造本来の機能を発揮するために,軽量,高強度,高信頼性の繊維複合材料/金属接合方法が望まれており,本講座で,その最新の方法と評価について紹介する。
- ボルト/接着のハイブリッド一体成型継手
- 強度向上メカニズムと破壊プロセス
- 継手成形方法
- 継手強度評価
- 金属表面加工による一体成型継手強化
- 抜き打ち加工
- ディンプル加工
- 金属形状加工による一体成型継手強化
- スカーフ・フィンガー一体成型継手
- tongue-and-groove一体成型継手
- 特殊加工による一体成型継手強化
- IAFによる強化とその評価
- ピンまたは突起による強化とその評価
- 接着性表面作製のためのインモールド複合材表面処理
- ナノインプリントリソグラフィによるインモールド表面処理
- 表面形状と接着継手強度
レーザーを用いた金属/樹脂接合技術
(2015年7月8日 15:00〜16:30)
- 開発の背景
金属部品の樹脂化のひとつの方策としての接合技術開発
- 金属/樹脂接合技術
- 特徴
- レーザーを用いた処理方法
- 処理のメリット
- 接合のメカニズム
- 技術データ
- 接合強度
- 耐久性
- 適合する樹脂材料について
- ダイセルポリマーの樹脂製品
- 長繊維強化樹脂
- 適用事例と可能性
- 今後の進め方