本セミナーでは、シニア世代がどのような生き方や暮らし方を望んでいるか、何を求めているかを、当事者の目線で解説し、高齢者の脳・心理についても詳解いたします。
(2015年6月29日 10:00〜11:30)
親を思う気持ち、子を思う気持ちの基本は昔から変わらないというものの、時代は変化し、ライフスタイルも大きく様変わりした。離れて暮らすことが多い現代の親子関係では、お互いの日常や行動をよく理解しているとは言い難く、子世代がよかれと思うことも、今までとは異なる価値観を身に付けた親 (シニア) 世代には、ミスマッチに感じることも多い。 超高齢社会の日本で親世代が健康でいきいきと暮らすことは、子世代にとっても大きなリスク削減となる。親世代がどのような生き方や暮らし方を望んでいるか、何を求めているかを、当事者の目線で解説する。(2015年6月29日 12:15〜13:45)
高齢者の脳は徐々に神経伝達の効率が悪くなり、神経細胞の脱落が始まる。しかし、高齢者の認知機能が一様に低下するわけではない。高齢になると、得意なことと苦手なことがはっきり分かれてくる。得意なこととしては、「結晶性知能」と呼ばれる叡智のような知能がある。苦手なこととしては、一度に二つ以上の課題に従事すること、時間に制限があり、焦って物事を処理しなければならないことがある。結晶性知能を生かし、焦らず、何をすれば良いのかをはっきりさせるというようなことがシニア向け商品の備えるべき特性として挙がってくる。(2015年6月29日 14:00〜15:30)
見えないニーズをつかむ試みは、様々な感性・官能評価や行動観察などの情報に基づいて行われている。しかしそれだけではない。生理計測も目的や内容により有効なツールになり得る。 生理計測は、従来から身体負担や精神ストレスの評価に用いられてきた手法だが、こうした負担やストレス軽減にかかわる外に表れないニーズの抽出にも一役かうことができる。(2015年6月29日 15:45〜17:15)
アクティブシニアコミュニティから見えてきたシニアのホンネ 人生90年時代と言われ、「結果として長生きだった」という時代から、「長くどう生きるか」という“質”を考える時代になり、リタイヤ後、どのように暮らしたいかという意識も多様化しています。 現在のシニア市場とシニア (生活者) とのギャップが存在しています。ますます変化する今後のシニアのインサイトを実際のコミュニティーを収録した映像を交えてお話します。