高齢者データの調査・評価の留意点

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会場 開催

本セミナーでは、認知症高齢者に配慮した物や環境を開発するため、この要素マトリックスを用いたユーザビリティ評価の留意点を解説いたします。

日時

中止

プログラム

第1講 「高齢者データを取得するための被験者の集め方、データの取り方と留意点」

(2015年6月25日 11:00〜12:30)

高齢化の進展に伴い、今、再び高齢者が注目されています。各企業が高齢 者をターゲットとした商品開発・サービスに取り組み、高齢者向けのマーケティング研究などが盛んに行われています。ここでは、それらのベースとなる 高齢者のユーザビリティ調査・評価において、被験者をどのように集めたら よいか?高齢者の調査・評価をする上でのポイントや留意点は何か?につ いて、これまでの評価事例も交えながら紹介します。

  1. 高齢者の定義
  2. なぜ今、高齢者なのか?
  3. 高齢者像の変化
  4. 高齢者の身体特徴
  5. ユーザビリティ評価の流れ
  6. 被験者の集め方
  7. 評価、データの取り方のポイント、留意点
  8. 分析のポイント、留意点
  9. これまでの評価事例

第2講 「認知症高齢者のユーザビリティ評価、データ取得の留意点」

(2015年6月25日 13:15〜14:45)

認知症高齢者に配慮した物や環境を評価するには、認知症高齢者に配慮 すべき方向性を見据えて捉える必要があり、そのためには、認知症高齢者 に配慮した物・環境づくりに欠くことのできない基本的な条件を設定する必 要があります。これを認知症高齢者配慮要素と呼ぶことにします。この配慮 要素が明確になれば、的確に認知症高齢者に配慮した物・環境づくりのた めの評価が可能になると考え、認知症高齢者配慮要素に基づいて多様な 配慮項目を体系的にまとめた要素マトリックスを提示しました。本講座では、 認知症高齢者に配慮した物や環境を開発するため、この要素マトリックスを 用いたユーザビリティ評価の留意点を解説します。

  1. 認知症高齢者の配慮要素とは
  2. 認知症高齢者に配慮した物・環境づくりのための要素マトリックスの提示
    1. 身体面の認知症高齢者の配慮要素
      1. 感覚 (五感) 面の配慮項目
      2. 認識・理解面の配慮項目
      3. 姿勢面の配慮項目
      4. 動作・操作面の配慮項目
      5. 移動面の配慮項目
    2. 心理面の認知症高齢者の配慮要素
      1. 自分自身面の配慮項目
      2. 人間関係面の配慮項目
  3. 認知症高齢者配慮要素マトリックスの活用
    1. 身体面のユーザビリティ評価の留意点
    2. 心理面のユーザビリティ評価の留意点
  4. 認知症高齢者配慮要素マトリックスの有効利用

第3講 「生活者研究から観た調査データの製品開発への活かし方」

(2015年6月25日 15:00〜16:30)

  1. イマドキの高齢者生活者意識とその捉え方
    1. 生活者行動・潮流調査から見るマーケティング視点
    2. ライオン生活者行動研究所での調査事例紹介
      1. 「暮らしのマイクロスコープ」
      2. 「気持ちのレントゲン」
  2. ライオン流生活者研究からイマドキのシニアの暮らしを探る
    1. マクロ・データから見るシニアの生活環境、生活構造
    2. シニア市場分析の為の暮らし分析
  3. シニア・マーケティング構築に向けた設計ポイント
    1. Segmentation
    2. Target
    3. Positioning
  4. マーケティング施策ミックスを構築するための4P事例
    1. Product
    2. Promotion
    3. Place
    4. Price

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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