自動車シートの「座り心地」の数値化
(2015年6月26日 11:00〜14:45)
感性であるシートの「座り心地」が自動車シートの品質に重要な役割を担っています。そこで、感性情報とは何か、感性情報を評価する官能検査方法、自動車シートを構成しています表皮布 (ファブリック、本革) 、ワディング、パッド (硬度、反発弾性率) が自動車シートの「座り心地」に与える影響について多くの実験データに基づいて解説します。
- 人間の視覚と触知覚機能
- 人間快適工学とは
- 感性情報と官能検査法
- 感性情報「快適性」は数値化できるか?
- 官能検査法 (一対比較法、順位法、SD法) について
- 自動車シート表皮布の「手触り感」の数値化方法
- 表皮布の「手触り感」評価法
- 「手触り感」を表皮布の物理量より予測する方法
- 自動車シートの「座り心地」評価
- 表皮布 (ファブリック) の「手触り感」とシートの「座り心地」との関係
- シートパッド特性とシートの「座り心地」との関係
- 表皮布 (ファブリック) の物理量からシートの「座り心地」を予測
- 本革の「手触り感」と本革シートの「座り心地」との関係
自動車運転の疲労評価
(2015年6月26日 15:00〜16:30)
運転疲労による生理的変化は,課題依存性が高く,個人差の影響を受ける.このため,生理学的な機序を理解し,仮説検証型の評価を実施する重要性を述べる。
- 背景
- 社会背景
- 安全システム
- 疲労評価の現状
- 疲労評価の課題
- 主観的評価
- 主観的疲労感
- 高速運転時の経時変化
- 長時間着座時の経時変化
- 全身と各部位との関連
- 生理学的評価
- 生理的背景
- 自律神経活動
- 自律神経活動
- 内分泌
- 心拍変動
- 循環
- 循環
- 血液循環
- 体液循環
- 筋活動
- 筋活動
- 生理的振戦
- 筋硬度
- 運転疲労の推定
- 主観的疲労感の推定