フィルム延伸・成形工程における分子配向・構造制御とその評価法

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本セミナーでは、フィルム延伸・成形工程における分子配向・構造制御について解説し、その評価法について詳解いたします。

日時

中止

プログラム

第1部 フィルム延伸における分子配向・複屈折制御

(2015年6月19日 10:30〜12:00)

  1. 延伸とは何か? 延伸装置と延伸条件
  2. 分子配向の3要素
    1. 配向形態 どの様に並んでいるのか?
    2. 配向度 どの程度並んでいるのか?
    3. 配向要素 何が並んでいるのか?
  3. 高分子の複屈折
    1. 光学現象と屈折率物質の光学物性は屈折率で決まる
    2. 光学異方性光学物性の異方性も屈折率で表現できる
    3. 複屈折の起源複屈折はなぜ生じるのか
      1. 誘起複屈折 応力による複屈折
      2. 配向複屈折 変形による複屈折
      3. 形態複屈折 構造による複屈折
    4. 固有複屈折 分子構造と複屈折の関係
  4. 延伸による分子配向制御
    1. 延伸による分子配向 延伸条件による複屈折の制御
    2. 配向結晶化 分子配向による構造形成

第2部 フィルム成形における延伸挙動と構造・物性の評価法

(2015年6月19日 12:45〜14:15)

  1. フィルム延伸における延伸挙動と配向結晶化のメカニズム
    1. 冷却過程での結晶化
      1. 準静的扱い・アブラミの式の非等温への拡張
      2. 結晶化潜熱の発生速度と冷却速度
      3. 準静的扱いの限界、核形成・成長
    2. 流動場での結晶化
      1. 応力-光学則、結晶化速度の配向度依存性流動の記憶効果
      2. シシーケバブ構造形成
  2. 成形プロセス中の結晶化の解析事例
    1. オンライン計測手法
    2. 溶融紡糸過程の解析
    3. フィルム成形過程
      1. 一軸伸長過程・二軸伸長過程の結晶化・面配向

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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