本セミナーでは、糖尿病治療薬の現状を解説し、インスリン製剤への要望、日本初のインスリンバイオ後続品についての使用感、今後治療に与える影響などについて、医師の立場から私見を踏まえて詳解いたします。
(2015年6月15日 14:00〜15:30)
(2015年6月15日 15:45〜17:00)
現在、糖尿病配合剤は メタクト配合錠、ソニアス配合錠、リオベル配合錠、グルベス配合錠が販売、使用されている。配合剤は薬価の負坦の軽減や服薬剤数の軽減により医療経済面において有益なだけでなく、アドヒアランスの向上にも期待ができる。しかし,実際には処方数が増加しているとは言いがたい. 配合剤ゆえに容量が固定され,きめ細かい処方ができないなどの課題もあるが,欧米と異なり日本では第一選択となる薬物を指定しておらず,個々の医師の判断に委ねられている. 本セミナーでは日本の実臨床における糖尿病薬の使用状況を示し,薬物療法に対する考え方を解説する。その上で,今後開発が期待される配合剤に対する私見についても述べたい。