糖尿病の治療薬使用実態とインスリンバイオシミラー市場導入の影響

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会場 開催

本セミナーでは、糖尿病治療薬の現状を解説し、インスリン製剤への要望、日本初のインスリンバイオ後続品についての使用感、今後治療に与える影響などについて、医師の立場から私見を踏まえて詳解いたします。

日時

中止

プログラム

第1部. インスリンを中心した糖尿病治療とバイオシミラー上市における治療変化

(2015年6月15日 14:00〜15:30)

  1. 型糖尿病の治療において,経口血糖降下薬で血糖コントロールが不十分な場合,インスリン注射の導入が必要である。持効型インスリンの登場により,2型糖尿病治療において1日1回のインスリン注射は,糖尿病専門医でなくても外来で開始できるようになった。 持効型インスリンの選択肢として従来のインスリングラルギン (ランタス) ,インスリンデテミルのほか,インスリンデグルデクが加わった。最近、ランタスの特許切れにともない、バイオ後続品が製造販売承認された。
    • 1型糖尿病のインスリン治療の現状と薬剤選定ポイント
    • 2型糖尿病のインスリン治療の現状と薬剤選定ポイント
    • 経口薬との併用療法 (BOT療法) の現状
    • インスリン製剤への要望、改善点
    • 臨床医から見るインスリン製剤バイオ後続品の使用感
    • インスリン製剤バイオ後続品がインスリン治療、BOT療法に与える影響

第2部. 実臨床における糖尿病薬の使用状況と今後求められる配合薬像

(2015年6月15日 15:45〜17:00)

 現在、糖尿病配合剤は メタクト配合錠、ソニアス配合錠、リオベル配合錠、グルベス配合錠が販売、使用されている。配合剤は薬価の負坦の軽減や服薬剤数の軽減により医療経済面において有益なだけでなく、アドヒアランスの向上にも期待ができる。しかし,実際には処方数が増加しているとは言いがたい. 配合剤ゆえに容量が固定され,きめ細かい処方ができないなどの課題もあるが,欧米と異なり日本では第一選択となる薬物を指定しておらず,個々の医師の判断に委ねられている. 本セミナーでは日本の実臨床における糖尿病薬の使用状況を示し,薬物療法に対する考え方を解説する。その上で,今後開発が期待される配合剤に対する私見についても述べたい。

  1. 実臨床において現在使用されている糖尿病薬の使用状況
  2. 個々の薬剤に対する専門医からみた処方根拠
  3. 配合剤のメリット・デメリット
  4. 今後望まれる配合剤とは

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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受講料

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