病院看護体制の確立と人事・組織マネジメント (第1回)

【第1回】いま病院看護体制をどう確立すればよいのか～看護組織の再編と再整備の進め方

(2015年6月26日 14:00～17:00)

• 組織とは何か?人の寄せ集めで群衆化している現状を どう変革させ組織化にもっていくのか
• 組織化するための要件と今の看護部門の実情 ～A病院の「人事・組織診断」事例をもとに

1. いまだに組織化されていない看護部門の現状
   1. 指示された内容が一般職員にまで伝わらない現状。 繰り返されるミスや医療事故
   2. 主任、師長など各役職職位の仕事や役割が理解されず、 皆で同じことをしている無責任体制
2. 組織とは何をいうのか
   1. 理念を始めとした組織運営上の価値共有がなされず、 ただ人が寄せ集まって群衆化している病棟組織
   2. 古典的組織論 (組織化4大原則、「専門化原則、指揮命令系統の 一元化原則、責任権限一致の原則、管理範囲適正化の 原則」から見た、いまの病棟看護組織の深刻な現状と課題
3. どのように組織化を進めるか (ポイント説明)
   1. 現状の人事・組織課題の診断と分析
   2. 看護組織図 (階層型ピラミッド組織) の再構築
   3. 各役職職位の責任、権限の再整備 (役職管理規程整備)
   4. 看護部門内の業務整理・標準化
   5. 師長、主任の業務マニュアルの整備と徹底
   6. 役職者の適性把握と再配置、そのための適性診断
4. A病院の事例説明 ～「人事・組織診断」事例をもとに