本セミナーでは、認知症市場へ向けた今後求められる新製品・新ビジネスと研究テーマ発掘について詳解いたします。
(2015年6月10日 11:00〜12:30)
今年1月に国家戦略に位置付けられた「認知症施策推進総合戦略 (新オレンジプラン) 」。介護サービスに依存し過ぎていた従来の施策を見直し、認知症の人の意思を尊重しながら地域のよい環境で、最期まで自分らしく暮らし続けることができる「認知症の人にやさしい地域づくり」を目指していく。一方、認知症への偏見は、新オレンジプランが意図することの理解を阻むだけでなく、それぞれの立場での取組み課題を見誤らせてしまう危険がある。
(2015年6月10日 13:15〜14:45)
高齢者住宅・施設の種類と、それらにおける介護や生活支援等のサポート体制、スタッフの特性や特徴を理解いただき、人によるお世話が基本だが、将来の人材不足等をにらみ、更なる入居者のCS向上、スタッフのES向上に繋がるハード・ソフト・サービスを支援するシステムや機器を開発していただきたいと考えています。特に暮らし不安の高齢者の方や認知症高齢者の入居増加が予測されております。養生ではなく生活をする、暮らし方をサポートするものや、認知症予防、認知症の症状を軽減又は進行を遅らせ、その人なりに自立できるサポート体制や介護の隙間を埋めるシステム機器の開発を望みます。
(2015年6月10日 15:00〜16:30)
今、介護ロボットが注目されています。理由は、高齢化の進展に伴い、認知症対策を含め、介護ロボットが介護現場の救世主になることが期待されているからです。同時に、市場が今後大きく成長するとの期待感の高まりから、生き残りをかけて様々な企業が介護ロボット市場への参入を検討しています。 この将来有望な市場の開拓に向けて、私たちは今、どのような課題に直面しているのか?国や自治体の支援の内容は?また、メーカーとしてモノづくり以外に何に取り組むべきか?これら介護ロボット市場の開拓に向けた今後の取り組みなどについて解説します。