塗布膜の膜厚均一化、薄層化とトラブル対策

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本セミナーでは、ウェットコーティング技術の論理的な考え方や、多くの実践を基にした塗布技術、実際に起きた塗布故障に対して行った原因調査と対策について、分かりやすく詳細に解説いたします。

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プログラム

ウェットコーティング技術は、現在スマートフォンをはじめとするモバイル機器用のフィルムとして多用されています。具体的には、ITO用フィルムやタッチパネル用のハードコートフィルム、反射防止フィルム、ぎらつき防止フィルムなどが挙げられます。これらのフィルムでは、塗布の均一性、無欠陥、キズ防止などが求められていますが、その一方でこれらのフィルムを貼り付けるための粘着剤の塗布なども必要とされています。ウェットコーティング技術については、過去、写真フィルム、磁気テープなどのフィルム業界が大量生産技術として牽引してきました。

  1. ウェットコーティング現象の基礎
    1. 濡れ性
    2. 塗布界面
    3. 支持体と塗布液の表面張力の関係
  2. 塗布技術の内容
    1. 塗布操作の基本
    2. 前計量と後計量
    3. 塗布技術開発とコストの関係
      1. 広幅化
      2. 塗布高速化
      3. 薄層塗布化
      4. 均一化、他
  3. 代表的な単層塗布技術
    1. リバースロールコーティング
    2. グラビアコーティング
    3. ワイヤバーコーティング
    4. ダイコーティング
  4. 代表的な重層塗布方式
    1. スライドホッパーコーティング
    2. ウェブテンションドダイコーティング
  5. ダイ塗布方式における塗布膜厚分布の要因
    1. マニホールド
    2. スロット
    3. 設置精度
  6. 塗布故障の原因と対策の実例
    1. 一般的な塗布故障と原因
    2. ハジキ故障
    3. 乾燥内パーティクル故障
    4. 塗布液温度による塗布膜厚分布故障

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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受講料

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