高齢ドライバーの特性評価と車載機器インターフェースへの応用

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本セミナーでは、加齢による心身機能の変化を解説するとともに、高齢ドライバーの運転対処行動に関する研究事例および運転行動の経年変化に関する研究事例を紹介します。また、それぞれのトピックスにおいて、インターフェース設計への適用方法について詳解いたします。

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プログラム

近年、運転支援システムの実用化が進みつつあり、様々な情報をドライバーは車内で利用することができるようになりました。日本では先進諸国に先駆けて高齢社会が進展しており、このような新しいシステムを高齢ドライバーが利用する機会が多くなります。高齢ドライバーでも運転中に利用できるようにするためには、加齢による心身機能の変化を理解して、適切なヒューマンインタフェースが必要不可欠です。一方、高齢ドライバーは心身機能の変化を自覚して、運転の仕方を変えている (運転対処行動) ことも知られています。この運転対処行動の存在が、高齢ドライバーに対する運転支援システムの開発の難しさの一つといえ、従来とは異なる運転行動の捉え方が必要です。

  1. 交通社会における高齢ドライバーの現状
  2. 高齢ドライバーの心身機能の特徴
    1. 加齢による心身機能の変化
    2. AIST式認知的加齢検査
    3. 心身機能の変化と運転行動
    4. 心身機能の変化を考慮した車載機器のインターフェース
  3. 高齢ドライバーの運転対処行動
    1. 対処行動を理解するための新しい運転行動モデル
    2. 同乗調査と質問紙調査による運転対処行動の解明
    3. 心身機能の低下と対処行動
    4. 運転対処行動を考慮した車載機器のインターフェース
  4. 高齢ドライバーの運転行動の経年変化
    1. 高齢ドライバー研究の方向性
    2. 運転行動の経年変化の調査方法
    3. 経年変化から分かる運転行動の実態
    4. 経年変化を考慮した運転支援システム
  5. まとめ

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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