第1部 HEV/EV向けインバータの技術開発動向
(2015年6月8日 10:30〜12:00)
Hyundai Motorの環境車開発の取り組み状況を基に、次世代の車載用インバータ向けパワーデバイスに必要な材料と技術を解説します。
- 自動車産業を取り巻く環境
- 環境車開発の必要性
- 環境車市場動向
- Hyundai Motorの環境車開発状況
- 環境車開発方針、開発動向
- HEV用インバータの概要
- Hybrid Systemの紹介
- Inverter概要
- HEV用インバータの高機能・高効率化の技術開発動向
- HEV用インバータの高パワー密度化
- Power Moduleの高放熱化技術
- HEV/EV用インバータの技術課題、将来展望
- 高耐熱パッケージ技術
第2部 次世代パワー半導体のパッケージ技術と車載への応用
(2015年6月8日 12:45〜14:15)
- 最新パワー半導体の適用分野とその拡がり
- 太陽光、風力分野など
- HEV、EV分野
- 最新パワー半導体の概要
- 最新IGBTモジュール
- SiCデバイス
- IGBT/SiCデバイスの最新パッケージ技術
- 高パワー密度化技術
- 高放熱化技術
- 接合部分の高耐熱化技術
- 樹脂材料の高耐熱化・高密着化
- 高信頼性技術
- EV/EHV用最新直接水冷モジュールの特徴
- SiCデバイスに最適な次世代モジュール構造
- まとめ
第3部 SiC、GaNパワーデバイスと車載応用
(2015年6月8日 14:30〜16:00)
GaNとSiCを同じ目線で語るのは、ほぼ間違っていると言ってよいのではないかと思う。それぞれの特長を見極め、その特長が最大化するようにアプリケーション開拓をしないと、長い歴史と実績を持つSiデバイスに費用対効果で負けてしまう。
ただし、新しい事をすれば、新しい問題が必ず起こる。よって、新しい課題を解決するための開発が必要であるが、あまり意識されているとは言えない。特に、パワーに関してはデバイス開発ばかりに目を向け過ぎである。応用から見たデバイス特性の見極めが重要である。こういう新しい視点でのパワー開発について講演する。
- SiC、GaN:似ていることと違うこと
- 半導体としての性質
- GaN特有の性質
- SiCとGaNデバイスの基本構造の違い
- SiCが得意なこと、GaNが得意なこと
- SiCデバイスの開発方向性
- デバイス開発の歴史
- 応用事例とSiCデバイスの活かされ方
- GaNデバイスの開発方向性
- デバイス開発の歴史
- 応用事例とGaNデバイスの活かされ方
- SiC/GaNに共通する課題
- 高周波スイッチングとパワー回路
- 高周波スイッチングに伴う問題
- SiC/GaNを活かし切るための周辺技術