本セミナーでは、DLCの特徴から解説し信頼性向上のための検査評価法などを詳解いたします。
(2015年5月13日 10:30〜12:00)
(2015年5月13日 12:50〜14:20)
従来DLC膜は、高硬度、耐摩耗性と低い摩擦係数を特徴としアルミ成型やガラスレンズ成型などの金型をはじめ、各種しゅう動部品等の幅広い分野で利用されてきた。近年、さらに機能性や信頼性を向上させDLCとして高機能膜ICFがある。本講座では、高機能化させるための成膜プロセス技術と新たな光学的手法による検査評価法に関して解説する。また、DLCの国際標準化と今後の展望に関しても言及する。
(2015年5月13日 14:30〜16:00)
DLC (ダイヤモンドライクカーボン) は、低摩擦による省エネ化、部品の延命による省資源化、潤滑油レスや有害物質を排出しないことによる汚染防止等、地球環境対策の表面処理として注目されており、自動車部品や機械部品などの摺動部の表面処理、工具や金型の表面処理としての適用が急速に広がりつつある。そのような社会ニーズに応じて、DLC自体も様々なプロセス、構造のDLCが考案され、実用化されている。このような状況の中、DLCの素性、構造を理解し、その特性や特徴が考えている用途に合致するものかどうか判断をすることが重要になっている。本セミナーでは、各種DLCのプロセスと特徴、その構造による分類、DLCの適用事例と適用時の留意点について解説する。