車載カメラ、センサによる人・障害物の検知精度向上と画像処理・認識技術

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会場 開催

本セミナーでは、車載カメラを用いた外界認識技術を、製品への適用事例を交えながら詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

周辺監視カメラによる画像認識を用いた運転支援システム

(2015年5月15日 10:00〜11:20)

安全意識の高まりや電子技術の進展により、車両周辺監視カメラが普及しつつある。 これに伴い、画像認識技術を応用し、これらに安全機能を付加した運転支援システムが 製品化されてきている。ここでは、その背景や実現機能、画像認識技術、課題及びその 対策方法について紹介する。

  1. 背景
    1. 周辺監視カメラ市場動向
    2. 法規動向
  2. システム構成
  3. 実現可能な機能とそのニーズ
    1. レーン認識応用機能
    2. 接近・移動物認識応用機能
  4. 機能を実現するための技術
    1. レーン認識関連技術
    2. 接近・移動物認識関連技術

夜間での対応に向けたナイトビジョンカメラの現状と将来技術

(2015年5月15日 11:30〜12:50)

現在、ご講演項目のご作成をお願いしております。
近日中に掲載をさせていただきます。

自動車の安心安全を実現する車載カメラ外界認識技術

(2015年5月15日 13:40〜15:00)

本講演では、車載カメラを用いた外界認識技術を、製品への適用事例を交えながら紹介する。まず、自動車の予防安全の動向に触れ、次に、ステレオカメラ、および、単眼カメラを用いた距離計測、物体検出等の画像センシング技術について述べる。最後に、これらの技術の製品適用事例として、ステレオカメラを用いた衝突回避機能、Overhead View Monitor向けの移動物体検知機能等を紹介する。

  1. 自動車予防安全における外界認識技術
    1. 交通事故の発生状況
    2. 3次元センシングの車載用途における課題
    3. 車載カメラにおける3次元画像センシング
  2. ステレオカメラによる3次元センシング
    1. ステレオカメラの原理
    2. カメラモデル
    3. ステレオカメラの処理概要
    4. 3次元計測結果の例
  3. 単眼カメラによる3次元センシング
    1. 静止物の距離計測
    2. 移動物の距離計測
    3. 物体検出
    4. 特徴量抽出と識別器の処理
  4. 3次元画像センシングの車載製品適用例
    1. 日立グループでの外界認識カメラの開発
    2. Overhead View Monitor
    3. リアカメラによる安価な予防安全システム
    4. 路面標示認識
    5. ステレオカメラによる予防安全

車載カメラ,センサ,通信技術を用いた、高度運転支援と自動運転の現状と今後の可能性

(2015年5月15日 15:10〜16:30)

交通事故、交通渋滞、地球温暖化などの解決を試みるための一つの技術として、ITS (Intelligent Transportation System) という技術が注目を集めています。ITSは外界を認識し、人に働きかけ、社会インフラと連携することによってこれらの問題を解こうという技術で、すでにITS技術を用いた数々の運転支援システムが実用化されています。また、運転支援の先にあると言われている「自動運転」 (最近では「自動走行」という) についての話題が近年花盛りとなっています。ここでは、外界認識センサーを用いた運転支援システムや自動運転システムの実現例・取り組み例についてご紹介します。

  1. 背景 (交通事故や渋滞の現状、運転支援とは?、等々)
  2. ITS運転支援技術の現状と動向
    1. 縦方向の支援
    2. 横方向の支援
    3. 駐車場その他の支援
    4. 協調システム (クルマだけでは解けない問題への対応)
    5. 渋滞緩和の取り組み
  3. 日産の自動運転
  4. 自動運転に関する国の取り組み
  5. 自動運転のためのV2X (通信)
  6. まとめ

会場

株式会社 技術情報協会
141-0031 東京都 品川区 西五反田2-29-5
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