(2015年5月29日 13:00~17:00)
病院やクリニック、介護施設等、医療や福祉の世界に入って来られる人たちは、人の役に立ちたいという「内発的抱負」を持った素晴らしい人たちで一杯のはずです。それにも関わらず、潜在看護職員は71万人とも言われ、医療法人や社会福祉法人の本部の会議では、職員が上昇志向がないなどという話が出ると、本当に残念でなりません。
医療や福祉の施設は、優れた人材が就職される組織だからこそ、なおさら、企業などよりも人材を育成する組織力を持ち、人材のやる気を引き出す管理職で満ち溢れていなければならないのではないでしょうか。
そこで、職員のやる気というものに目を向けながら、人事評価制度の具体的な構築方法について解説するとともに、導入後の運用として、部署の目標設定の方法や、個人の目標設定、目標管理における職能面接の方法、考課者訓練等の研修についても説明します。今回は、職員のやる気を引き出すために管理職の取るべき行動など、運用面についても、時間の許すかぎり説明したいと思います。人事制度構築の立場の方だけでなく、部下を持つ管理職のみなさんにお聴きいただけると幸いです。
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