血液がんの診断法/治療法/薬剤選択と求められる薬剤プロファイル

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プログラム

第1部 多発性骨髄腫の診断法と治療法、薬剤選択の実際と新薬への期待

(2015年5月28日 10:30〜11:45)

近年多発性骨髄腫においては様々な新規薬剤が開発、臨床応用され、生存生存期間は1.5倍以上に延長した。しかしながら、依然として治癒可能な治療は同種造血幹細胞移植に限られていること、また患者の大多数は65歳の移植非適応例であり治療強度が有害事象にも連結する傾向から、治療法の模索が継続してなされていると同時に、多数の新規薬剤が開発され、今後のさらなる展開が期待されている。
  1. 多発性骨髄腫の発症メカニズム
  2. 多発性骨髄腫の特徴と診断方法
    1. 臨床症状
    2. 血液検査・尿検査所見
    3. 骨髄検査
    4. 骨病変
  3. 多発性骨髄腫の治療
    1. 移植適応症例
      • 移植を前提とした治療薬の使用
      • 移植非適応症例
      • 深い寛解を目標とした新規薬剤の選択とその成果
  4. 今後の多発性骨髄腫における展望グ

第2部 血液がんの患者規模と新薬ニーズ (日米調査データ比較による俯瞰)

(2015年5月28日 12:45〜13:45)

ここ数年、新薬が次々と上市し白血病やリンパ腫など血液がん治療は大幅に改善したといわれる。しかし、血液がんは多くのタイプがあり難治性ものも数多く残されている。 本講演では、医療専門リサーチ会社として保有しているデータを用い、これら血液がんの患者規模や新薬ニーズについて日米の比較をしながら全体を俯瞰する。
  1. 疾患全体におけるがん領域、その中での血液がんの規模 がん領域全体の規模的な位置づけ。 さらに血液がんはどのように位置づけられるのかを推計患者数や診療科の違いなどを、日米データで比較する。
  2. 血液がんの調査の実施状況 調査会社としての立場から、国内での血液がんに関する調査の頻度やその手法のトレンドを見る。
  3. 日米の血液がん推計患者比較 ANL,ALL,CMLなど、具体的な血液がんの種別に、推計患者について日米比較を行う。
  4. 血液がんのアンメットメディカルニーズ 血液がんの各がん種がどの程度、新薬の登場が期待されているのか、 UMNの相対的位置づけを見るとともに、次のステップへの課題やアプローチ方法を考える。

第3部 悪性リンパ腫の診断と治療-薬剤選択と新薬への期待-

(2015年5月28日 14:00〜15:15)

最初に、現在、実臨床でおこなっている悪性リンパ腫の診断、治療について概説する。 次に、リンパ腫の病型ごとに、既存治療の限界、副作用、アンメッドメディカルニーズについて私見を述べ、その中で今後必要とされる新規薬剤に対する期待についてご参加の皆様と模索したい。
  1. 悪性リンパ腫の分類
  2. ホジキンリンパ腫の診断と治療
  3. ホジキンリンパ腫に対する新規薬剤の開発
  4. 非ホジキンリンパ腫の診断と治療
    • B細胞性リンパ種
    • T細胞性リンパ種
    • NK細胞性リンパ種
  5. 非ホジキンリンパ腫に対する新規薬剤の開発
    • B細胞性リンパ種
    • T細胞性リンパ種
    • NK細胞性リンパ種
  6. 悪性リンパ腫の新規薬剤開発に対する臨床医の期待

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