(2015年5月16日 13:00〜14:30)
介護保険制度改正で、全国の保険者は29年4月までに「新しい介護予防・日常生活支援総合事業」を開始します。本講義では、「新しい介護予防・日常生活支援総合事業」が導入された背景や目的を確認し、地域包括ケアシステムを構築するために、その基盤となる生活支援・介護予防について、市町村はいかに充実を図っていくべきか、またサービス事業者にはどのような役割が期待されているのか、先行事例の紹介を交えて考えます。
(2015年5月16日 14:40〜16:10)
今般の介護保険制度改正等の概要を確認し、稲城市の10年後の状況を踏まえ、総合事業への早期移行を決断した理由を示す。
次に、効率的かつ戦略的に総合事業へ移行するための準備作業や基本方針等を解説する。
稲城市の総合事業のサービス区分別事業紹介、単価及び運営基準の決め方、事業者への支援内容を示すほか、早期移行が事業者にとって有利であると判断した理由等を示す。
最後に、稲城市の総合事業実施の現状と事業者への期待を述べる。
(2015年5月16日 16:15〜17:00)
フロアからのご質問をもとに、更に議論を深め、今後の方向性を示唆します。
国際医療福祉大学大学院 福祉援助工学分野 准教授
東畠 弘子 氏