有機溶媒中における微粒子分散技術とその評価

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会場 開催

このセミナーでは、粒子表面状態、吸着層の状態、ゼータ電位などを中心にして、ナノ粒子の分散性について詳解いたします。

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プログラム

水溶液中と有機溶媒中での微粒子の分散について比較検討して、有機溶媒中での微粒子の分散とその評価方法について明らかにする。有機溶媒中での微粒子の分散について実例を紹介しつつ詳述する。溶解度パラメータの適用について検討結果を紹介する。 受講者それぞれの業務の中で抱えている疑問・課題にも可能な範囲で回答したい。

  1. 微粒子分散のための条件
    1. 粒子の大きさと沈降速度
    2. 分散と凝集の原因
    3. 粒子間に作用する力
    4. DLVO理論
    5. 立体障害効果
  2. 表面処理による吸着層の効果
    1. 界面活性剤の役割
    2. 親水性高分子の役割
  3. ゼータ電位の発生とその測定
    1. ゼータ電位はどのようにして発生するか
    2. ゼータ電位の測定
    3. ゼータ電位の役割
  4. 粒子径分布の測定と表現
    1. 粒子径分布の測定
    2. 粒子径分布の表現
  5. 微粒子の分散の評価方法
    1. 粒度分布測定による評価
    2. 沈降体積と沈降速度測定による評価
    3. 粘度と降伏応力による評価
    4. 浸漬法による評価
  6. 有機溶媒中での微粒子の分散
    1. ヘマタイトの有機溶媒中での分散
    2. チタン酸バリウムの有機溶媒中での分散
  7. 水溶液中での微粒子の分散
    1. マグネタイトの水中での分散
  8. 溶解パラメータからの検討
    1. ハマカー定数による粒子間引力の計算
    2. 溶媒の誘電率と粒子の分散の関係
    3. 溶解度パラメータによる粒子の分散評価
    4. 溶解度パラメータによる粒子の分散の推定方法

会場

京都リサーチパーク
600-8813 京都府 京都市 下京区中堂寺南町134
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受講料

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