本セミナーでは、乳化重合や分散重合などの重合反応制御による単分散サブミクロン粒子製造技術から液滴をベースとしたマイクロスケールの微粒子・カプセル製造技術までを広範に解説いたします。
高い比表面積を有するマイクロ~ナノスケールの微粒子やカプセルは、様々な化合物の内包や徐放といった機能のほか、その分散体は分散液としてコンポジット材料として新たな付加価値を生み出す。 特に、粒径や粒径分布を制御できる製造技術を用いれば、幅広い分野における高付加価値材料を簡便に生産可能になる。小さいものはナノスケールから大きなものはマイクロスケールまで、目的のサイズの微粒子を生産するためにはどのような製造プロセスが適しているか?その製造プロセスにおいて注意すべきこととは?機能性微粒子を高効率で製造できるプロセスの中身を理解することで、新たな応用研究への展開が見えてくる。